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安定して結果を出したいゴルファーに◎ 振り心地を追求した「オノフ KURO シリーズ」

スポナビGolf 2022年1月6日 8:00

【スポナビGolf】

クラブフィッターの小倉勇人さんが、「オノフ KURO シリーズ」（2021年モデル）のドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンをまとめて試打。その特徴を解説していただきました。

オノフ KUROシリーズ

【スポナビGolf】

オノフ KUROシリーズは技術を持つゴルファーが使いやすい、振り心地を追求したシリーズになってます。

非常に作り込んでいて、シャフト・ヘッドはすべて自社で製作。ドライバー・フェアウェイウッド・ユーティリティ・アイアンとトータルのラインナップでバランスよく作られてるところが特徴です。

オノフ KUROシリーズ：性能の特徴

【スポナビGolf】

クロスバランステクノロジーが搭載されていて、ウェイトがドライバーに3つ、フェアウェイウッド・ユーティリティにも共通の同じウェイトが使われてます。

このウェイトを入れ替えたり、別売りで重さの違うものを入れ替えたりすることで、重量・振り心地・ヘッドバランスなどを自分好みに微調整できるようになっています。

【スポナビGolf】

ウェイト調整は他メーカーでもできますが、今回のオノフ KUROシリーズは、グリップエンドにもヘッドと同じウェイトを搭載してます。グリップエンドのウェイトはドライバーには標準でついています。

フェアウェイウッド・ユーティリティにもドライバーと同じような振り心地、調整したいときは、オプションでグリップを交換することができます。

細部にわたる作り込みから、ユーザー側のことを考えて設計したメーカーの思いを感じる仕上がりになっています。

ドライバーKURO

【スポナビGolf】

強い球、ライナー性の球を打つのが非常にやりやすく、重たい球が打てるクラブです。割とパワーのある人が強く球が打てる設計になってますが、ドライバーの総重量は302gとそこまで重くないので、パワーに自信がないけどボールを操作したい方にもおすすめです。

【スポナビGolf】

ヘッドサイズとしては、投影面積が割と小ぶりに見えますが、打点のミスには強く最新のトレンドを追従した仕上がりになってます。

オノフドライバー KURO（2021）

フェアウェイアームズ KURO

【スポナビGolf】

よくできてるなと思う点は繋がりがとても良いところです。つかまり具合もドライバーと同じくらい、ほぼニュートラルです。

ヘッドサイズが小さくなると、つかまってしまったり、振り心地の違いが出やすいのですが、シャフトもしっかり作り込んでるので、ドライバーと同様の振り心地で振りやすくなってます。

【スポナビGolf】

ソール先端に凹みを入れることで、インパクト時の抜けがよいスムースポッドソールを搭載しています。

オノフフェアウェイアームズ KURO（2021）

ユーティリティウィングス KURO

【スポナビGolf】

このスムースポットソールはユーティリティにもついてます。しっかりボールを弾いてフィーリング的にも近くなっています。ボールも上がりやすいので、アスリート向けでありながらやさしさを感じる仕上がりになってます。

オノフフェアウェイウィングス KURO（2021）

フォージドアイアン KURO

【スポナビGolf】

アイアンは最近のトレンドをしっかり押さえつつ、アスリートが使えるようにできてる印象です。操作性というより直進性とミスの強さを重点的に強めている印象です。

【スポナビGolf】

顔やサイズ的にもそれほど小ぶりではなく、ソールもそれなりの厚さがあります。

中空構造ですが、球が上がってミスになりにくいところを重点的に作っているのかなと思います。その範囲の中で、しっかりアスリートが求める打感やボールコントロールを磨いているという印象です。

メーカーはセミオートマチックという書き方をしていますが、操作してボールを狙っていくというよりは、安定してグリーンに届けることを重視したアイアンでしょう。