寛容性が高く、構えやすさも向上!キャロウェイ「ローグST MAX LS ドライバー」

スポナビGolf

【スポナビGolf】

2022年2月の発売以来、高評価を集めるキャロウェイ「ローグST」シリーズ。今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに「ローグST MAX LSドライバー」について解説していただきました。

性能の特徴

【スポナビGolf】

ローグSTシリーズはドライバーが4モデル展開されています。その中で最も上級者向け、パワーヒッター向けとして設定されているのが「MAX LSドライバー」です。

MAX LSという名前が付いているだけあって、寛容性はMAXなんですが、「LS=ロースピン」を打ちやすいのが一番の特徴です。

【スポナビGolf】

ローグSTシリーズの特徴は、ソール最後部に付いている固定式のタングステンウェイトです。ヘッド後方の低い位置に重いウェイトを持ってくることで慣性モーメントが高めているので、ドライバーはどれもやさしいモデルになってます。

【スポナビGolf】

キャロウェイの特徴であるAIを使って設計した、FLASHフェースSS22。これはドライバー4モデルある中で、個々にデザインが変えられています。対象ユーザーの打点に合わせて設計したフェースデザインになっています。

打ち出し角度とスピン量まで計算に入れたフェース設計になっているので、対象ゴルファーが使えば結果が出せるフェース設計が施されています。

試打すると、やはりオフセンターヒットに強いなという印象を受けました。平均飛距離を上げてくれる要素が高いドライバーともいえると思います。

EPIC MAX LSドライバーとの比較

今回のMAX LSドライバーと、前作EPIC MAX LSドライバーを比較してみると構えやすさが結構変わったと思いました。

【スポナビGolf】

ローグSTシリーズで共通して言えることですが、前作よりも少しクラウンがフラットに感じられます。

個人的には今回のローグSTの方がはるかに構えやすいです。EPIC MAX LSドライバーはキャロウェイの特徴でもあったシャローバックと少し盛り上がりのあるフェースで、若干ディープに見えた部分がありました。今回のモデルはフラット気味な見た目で、ターゲットを意識しやすく構えやすくなってます。

試打の感想

打ってみるとやはりやさしさは感じます。前作のEPIC MAX LSと比べるとローグSTの方が球筋がニュートラルです。フェードバイアス気味だった前作のEPIC MAX LSより、ストレートにバイアスが近づいたかなという印象を受けます。

低スピンのドライバーを打ちたいが右に滑りやすいのが嫌な人、右にOBするのが嫌な人だと、今回のローグST MAX LSドライバーがちょうど良く使いやすいモデルとしてあげられるかもしれません。

ローグST MAX LSドライバー購入の注意点

EPIC MAX LS同様取扱店舗が限られていて、セレクトストア限定になっているので要注意です。

標準の状態だとTENSEI 55 forキャロウェイというオリジナルシャフトが入っています。結構良いシャフトです。手元側からずっとしなり感はありますが、最後に中先が少し動いてボール初速を上げてくれそうなシャフトです。

手持ちのシャフトが今自宅にある人は、標準のシャフトを試してからご自身のシャフトを付け替えてみてもいいと思います。ヘッドも標準シャフトもバランス良く仕上がっているので、標準でも試して欲しいです。

【スポナビGolf】

キャロウェイのドライバーをチェック!

【スポナビGolf】

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント