4月16日の14時から、京セラドーム大阪でオリックスと埼玉西武の第5回戦が行われる。

【今季対戦成績】オリックス（5位）対埼玉西武（4位）1勝3敗

【オリックス】山岡泰輔投手 3試合1勝1敗、防御率1.32
【埼玉西武】隅田知一郎投手 3試合1勝1敗、防御率0.96

　
　オリックスの先発は山岡泰輔投手。前回登板の千葉ロッテ戦では7回2失点の好投を見せたが、援護に恵まれず敗戦投手に。今シーズン完全復活を果たすためにも、ここで結果を残しチームの連敗ストップに貢献したいところだ。

　一方埼玉西武の先発は、隅田知一郎投手。ここまで3試合に登板して、1勝1敗、防御率0.96と素晴らしい活躍を見せている。オリックスとの前回対戦では7回無失点と好投しており、この試合でも新人離れした投球に期待したい。

　13時からは、北九州市民球場で福岡ソフトバンクと東北楽天の第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク（1位）対東北楽天（2位）1勝0敗

【福岡ソフトバンク】レイ投手 1試合1勝0敗、防御率4.05
【東北楽天】涌井秀章投手 2試合1勝1敗、防御率3.27

　福岡ソフトバンクの先発はレイ投手。7日の前回登板では、6.2回5安打3失点の好投で日本球界復帰後初勝利を飾った。連勝を呼び込む投球に期待したい。打線ではルーキーの野村勇選手がキーとなるか。前試合では「2番・遊撃」で先発出場すると、チーム31イニングぶりの得点につながる三塁打を放った。柳町達選手ら若手が中心となり、攻撃から流れをつかみたい。

　対する東北楽天は涌井秀章投手が先発。1日の福岡ソフトバンク戦では6回1失点の好投も敗戦投手に。続く9日の北海道日本ハム戦で今季初勝利をマークしている。援護したい打線は、島内宏明選手が昨年の同球場開催の試合で、3ラン含む4打数2安打の活躍。談話で残した「なすり打法」が再びさく裂となるか。

　14時から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと北海道日本ハムの第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（3位）対北海道日本ハム（6位）1勝1敗

【千葉ロッテ】石川歩投手 3試合2勝0敗、防御率0.00（リーグ1位）
【北海道日本ハム】伊藤大海投手 3試合0勝2敗、防御率3.21

　千葉ロッテの注目は松川虎生選手。先発の石川歩投手とここまで3試合バッテリーを組み、23回を1失点（自責点0）に抑えている。打撃でも10日の試合で適時二塁打を放つ活躍。この試合でも石川投手を攻守にわたって援護していきたい。

　一方の北海道日本ハムは伊藤大海投手が先発。今シーズンここまで先発した2試合では、QSを記録するも未勝利。下位に沈むチームに勢いをもたらすためにも、この試合で初勝利を挙げたいところだ。

文・「パ・リーグ インサイト」