五十嵐亮太が2022年セの順位&○×予想 「セはヤクルトと巨人の2強の争いに」
中日:柳裕也が沢村賞を受賞する
五十嵐 先ほど最多勝と予想した奥川投手が、沢村賞もくるんじゃないかな。
――沢村賞はパ・リーグも込み。去年獲得したオリックスの山本由伸投手もいますからね。
五十嵐 そうですね。「×」にしておきます。でも、見たいですけどね。中日は投手王国というか、チーム防御率(昨季は3.22でリーグトップ)もいい。沢村賞をとる投手が出る可能性はかなり高くなると思います。どこまで打線が改善され、打って勝ちがどれだけいくか。投手の能力だけで言ったら(柳投手には)可能性があるんですが。中日は打線が僕の中ではマイナスポイントです。
――打線が打ってくれれば、投手の成績も大分良くなりますからね。
五十嵐 そうなんです。イメージもよくなりますからね。そう考えると、ヤクルトの方が打つかなというところもあります。
DeNA:牧秀悟が3割30本塁打を達成する
五十嵐 見たいし、いけそうですね。ルーキーであれだけの成績(打率.314、22本塁打、71打点)を残して、2年目はマークされるんでしょうけど、3割30本塁打は普通にいけそうな気がします。彼の能力なら、すんなり無理なくやりそうな感じがします。
五十嵐亮太のセ・リーグ順位予想
主将就任2年目となるヤクルト・山田哲人。目標となる「連覇」に向け、チームをけん引する 【写真は共同】
1位 ヤクルト
2位 巨人
3位 DeNA
4位 阪神
5位 中日
6位 広島
五十嵐 ヤクルトは昨季の戦い方を見ていて、若い選手が出てきましたね。なんといっても打つというところと、後は先発で若い投手が出てきた。中継ぎも安定しているというところが、1位に挙げた理由です。巨人は戦力が機能しなかったというよりは、違ったことでうまくいかなかったのかなという僕の考えがあるので、普通に戦っていけば上位にくると思います。
昨季6位のDeNAは、外国人選手の来日が遅れて、そこがものすごく響きました。今季は今永昇太投手が最初からこれそうなんですよね。先発投手ががんばって、なんとか後ろにつないでというところがあれば3位にくるんじゃないか。打つというイメージも強いですからね。阪神はスアレス投手がいなくなったことが痛いです。
1位予想のヤクルトと2位の巨人、3位のDeNAと4位の阪神、5位の中日と6位の広島は入れ替えになる可能性があると思います。
五十嵐亮太(いがらし・りょうた)
「袴田彩会の野球を語らナイト!」2月18日(金)の生放送に出演した五十嵐亮太 【写真:本人提供】
(企画構成:スリーライト)
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