広島ドラ6の末包昇大。巨漢だが外野手としての動きも悪くない
【写真は共同】
日本人離れした体格とパワーが魅力の外野手。高松商高では4番として活躍していたが、東洋大では選手層の厚いチーム事情もあって、4年間でリーグ戦通算6安打に終わっている。それでも長打力が評価され、大阪ガスに入社。2年目となる昨年の後半から中軸を任されるようになると、3年目の今年は4番として日本選手権優勝にも大きく貢献し、広島から6位指名を受けた。侍ジャパン社会人代表候補合宿では、参加した選手の中で最速の打球速度をマークしているように、とらえた時の打球の速さと飛距離はプロでも上位に入るだけのものがある。187センチ、110キロと巨漢だが、外野手としての動きも悪くなく、肩の強さも持ち味だ。鈴木誠也のメジャー移籍が濃厚なだけに、1年目からレギュラー争いに加わりたい。