ベイスターズ牧が“スラダン”から学んだ事 新人王有力候補×声優「神奈川の牧」対談
「諦めない姿勢を花道から学んだ」(牧)
次々と球団新人記録を塗り替えていった牧選手(右)は新人王有力候補の一人。10月は月間打率.452とシーズン終盤の安打量産は圧巻だった 【(C)YDB】
牧 野球と違って、バスケットボールは点差がすごく小さかったり大きく離れたりするんですけど、最後まで諦めないというところが、漫画でも、それから本当のバスケットの試合でも見ていてすごく感じ取れます。どんなに点差が広がっていても、攻守交代が速いので、いつか逆転することができるというところで、諦めない姿勢というのは感じ取れるなと思います。
――そんな諦めない姿勢が伝わるような、印象に残っている試合やシーンはありますか?
牧 やっぱり最終回の試合は、それなんじゃないかなと思います。最後に桜木花道が苦手だったジャンプシュートを決めるというところが、本当に最後まで諦めず、ケガも負っていたんですけど、最後の最後で決めるというところがすごく印象的でした。
――江川さんが桜木花道や流川楓、キャプテンの赤木剛憲など湘北高校のメンバーではなく、一番に相手校の牧紳一に惚れた理由は何だったのでしょうか?
江川 先ほどは理想の選手と言いましたが、自分がそうなりたいとかではなくて、自分がバスケット部だったときに、こういう先輩と出会っていたら頼りになっていただろうなぁっていう理想の先輩像なんですよね。
――念願だった牧紳一の声をする際に、どんなお気持ちで役をされていたのでしょうか。
江川 とにかくカリスマ性があって、どっしりとしてっていうことが一番でしたね。おちゃめな部分とのギャップもありましたが、特に何かを変えようとかっていうことではなくて、牧紳一から湧き出てくるそのものを声で表現していたという感じでした。
(企画構成:株式会社スリーライト)
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江川央生(えがわ・ひさお)
【写真提供:青二プロダクション】