注目の「発酵キャベツ」知ってる?知られざるパワーから自宅で作る方法まで
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今が旬野菜のキャベツをつかって、塩ときび砂糖で漬けるだけでつくれる「乳酸キャベツ」は、栄養価がたかく、手軽につくれて取り入れやすい発酵食品です。植物性乳酸菌の力で腸内環境の働きをよくしたりと、様々な美容と健康に嬉しい働きがあるとして注目されています。今回は、「発酵キャベツ」の魅力や作り方をご紹介します。
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自然発酵のもつカラダに嬉しい働きとは?
「発酵キャベツ」とは、キャベツの繊切りに適量の塩ときび砂糖を加えて漬け込みをし、キャベツがもつ自然由来の乳酸菌を増やして発酵させた、植物性の発酵食品です。発酵キャベツは、キャベツに含まれる食物繊維と発酵して育った植物性乳酸菌による力によって腸内環境を整えてくれる働きがあります。整腸作用、免疫を活性化させる作用のある乳酸菌と、キャベツのビタミンを合わせて摂ることが出来て、様々なからだにうれしい働きをしてくれます。
また、むくみを解消するカリウムや食物繊維を含むため、カラダの内側をデトックスしてキレイにする手助けをしてくれるそうです。そして乳酸菌は脂肪をエネルギーに変える働きを助けるので、カラダに乳酸菌を蓄えておくことでダイエット効果が期待できるそうです。
キャベツに含まれるビタミンCや食物繊維に、発酵で生まれる植物性乳酸菌がプラスされ、栄養がギュッと小さく凝縮されるので、手軽に栄養がとれる保存食としても重宝できます。
自然な酸味と、発酵させることでうまみ成分のグルタミン酸が増え、他の食材との相性も良くなり、魚料理の付け合わや、そのままサラダ感覚でいただけます。手軽に作ることができるため、おうち時間をつかって、自家製を楽しむのもおススメです。
発酵キャベツを作ってみよう!
材料は、とってもシンプル。お家時間をつかって、手軽に作ってみましょう。作り始める前に、保存瓶を煮沸消毒をし、水分を拭き取って、しっかり乾燥させておきましょう。
※雑菌の侵入を防ぐことが腐敗予防につながります。
【材料】
キャベツ 1/2個
塩 小さじ2
きび砂糖 小さじ1
キャベツ 1/2個
塩 小さじ2
きび砂糖 小さじ1
【作り方】
1.水洗いしたキャベツの水気を切り、せん切りにする。※細かいせん切りにするほうが、しっかりと浸かります。
2.ボウルに半量のキャベツを入れ、その上に塩(小さじ1)を振り入れ、よくもみ込む。
3.しんなりとしてきたら、残りのキャベツと、塩(小さじ1)ときび砂糖を入れて、さらによくもみ込む。
4.瓶に(3)を入れる。
5.重石をして、ふたをして発酵させる。
1.水洗いしたキャベツの水気を切り、せん切りにする。※細かいせん切りにするほうが、しっかりと浸かります。
2.ボウルに半量のキャベツを入れ、その上に塩(小さじ1)を振り入れ、よくもみ込む。
3.しんなりとしてきたら、残りのキャベツと、塩(小さじ1)ときび砂糖を入れて、さらによくもみ込む。
4.瓶に(3)を入れる。
5.重石をして、ふたをして発酵させる。
半日〜1日ほど冷暗所で保存し、冷蔵庫に入れる。冷蔵庫へ入れてから2〜3日後からが食べごろになります。
※冷蔵庫で約2週間保存が目安です。
※冷蔵庫で約2週間保存が目安です。
赤唐辛子やショウガなど、お好みの香辛料を加えても美味しく仕上がります。普段の料理のなかで、カレーや料理の付け合わせとして添えたり、サラダに加えたりと自分好みの発酵キャベツの食べ方を見つけて楽しんでみてくださいね。
ライター/佐藤 舞
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。
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