構えやすいマレットタイプのパターはコレ!オデッセイ「トリプル・トラック 2-BALL」とPING「HEPPLER TOMCAT 14」

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パター選びは、性能だけでなく、構えやすいかどうかも重要です。そこで今回は、クラブフィッターの小倉勇人さんに構えやすいマレットタイプのパターとしてオデッセイ「トリプル・トラック 2-BALL」とPING「HEPPLER TOMCAT 14」をご紹介していただきました。

オデッセイ「トリプル・トラック 2-BALL」

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STROKE LABシャフトはカーボンとスチールの複合シャフトになっていて、フィーリングの良さと軽量化を両立させたクラブです。軽くなった余剰重量をヘッドとグリップに配分することでストロークしやすい設計になっています。

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ホワイトホットマイクロヒンジ・インサートというタイプで、樹脂のインサート内に金属を加え、インパクト時の球の滑りを抑制し、転がりの良い球を打つことができます。フェース面が軽くなるので打点のミスにも強い効果があります。

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サイトラインと呼ばれる3本の線が入っています。外側が青、真ん中が赤の2色のコントラストによって、フェース面の向きが分かりやすくなっています。

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マレット型のメリットは投影面積が大きくフェースの向きが分かりやすくなる点。

ヘッド形状に直線が多いとフェースの向きが分からないゴルファーもいらっしゃいます。その点、トリプルトラック2ボールは、フェースに対して水平なラインが少ないところが人気を集めました。

直線の少ない曖昧さと直線の正確さが備わるパターです。向いてるところがはっきりしていて、安心して気持ちよく構えられるパターを探している方におすすめです。

PING「HEPPLER TOMCAT 14」

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ソリッドな打感で弾きの良い感触をメインにしているパターです。

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上の部分を比重の軽いアルミにして、後ろの下側を比重の重いステンレスにすることで、重心が低く深くなり芯を外してもヘッドがブレにくく、オートマチックに打てるマレットタイプに仕上がってます。

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ヘッドの大きさ投影面積による向きの構えやすさがあります。

サイトドットというドットが多く入っています。曖昧な目標にすることで視覚的な情報が少ないデザインが特徴です。

サイトラインの場合はライ角がズレると歪んで見えてしまうというデメリットがありますが、このサイトドットはドットの間隔を少しずつ広げることで、ストロークを想像しやすくする効果があります。フェースの向きを分かりやすくするための補助的なものです。

構えやすいパターを選ぶ

パターの構えやすさは人それぞれ違いますし、構えやすくする補助機能は人によって向き不向きがあります。たかが線やドットと思わずに、目標に対して素直に気持ちよく構えられるクラブを探してみてください。
※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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