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【徹底解説】キャロウェイ最新作「APEXシリーズアイアン3種」

スポナビGolf 2021年2月11日 8:00

【スポナビGolf】

ゴルフクラブの開発で初めてAI（人工知能）を導入して注目を集めたキャロウェイ。2021年最新アイアン「APEXシリーズ」を発表しました。そこで今回は、APEXアイアンシリーズ3モデルをゴルフライターの鶴原弘高さんが試打。その特徴をまとめて徹底解説していただきました。

キャロウェイ最新アイアン「APEXシリーズ」3モデル

キャロウェイらしくハイテクで飛ばせてやさしい！そんなアイアンがキャロウェイの新しいAPEX シリーズで、今回は一挙に3モデルも登場しました。

【スポナビGolf】

APEX3モデルの中で1番オーソドックスなのが「APEX アイアン」です。

【スポナビGolf】

DCB＝ディープ・キャビティー・バックで、ヘッドも大きめの「APEX DCB アイアン」もラインナップ。

【スポナビGolf】

先の2モデルとはデザインが違う「APEX PRO アイアン」もあります。

最大の特徴

【スポナビGolf】

一番の特徴はフォージド軟鉄鍛造です。フォージドのボディに、偏肉設計の弾きのいいフェースとなっています。軟鉄鍛造のボディに、AI設計のフェースが搭載された初めてのアイアンシリーズというのが一番のウリです。

APEX アイアンの特徴

【スポナビGolf】

フォージドのボディにフェースがAI設計の偏肉設計になっていることで、ボール初速が高められて飛ぶのと、オフセンターヒットしたときの初速の落ちが少ないのもポイントです。

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すっきりと構えやすくヘッドもそれほど大きくない、グースも控えめ。見栄えも良くそれでいてやさしい、打つと飛ばせるいいとこ取りをテクノロジーで実現しているアイアンです。

APEX アイアン（2021）

APEX DCB アイアンの特徴

【スポナビGolf】

APEXの兄弟モデルといえるのがAPEX DCBです。ディープキャビティーバックの名の通り、深めのキャビティで少しオフセットが強め。トップブレードも厚めになっています。

【スポナビGolf】

構えたときに、よりやさしく打てそうな印象を与えてくれます。実際打つとヘッドがまっすぐ動きやすく感じます。

APEX DCB アイアン

APEX アイアンとAPEX DCB アイアンの違い

APEX アイアンとAPEX DCB アイアンの一番の違いは、打感です。

APEX DCB アイアンは弾き感のある打感になってます。弾き感はあっても嫌な感触は手に残らず、しっかりと飛んでる感触が得られるのがAPEX DCBアイアンです。

APEX アイアンは、振動が抑えられて飛距離性能も高く、感触も良いのが特徴。よりやさしさを求めるのであればAPEX DCB アイアンがおすすめです。

【スポナビGolf】

この2モデルはロフト差0.5度ですが、DCBの方が飛ばしやすい感覚があります。構えたときの印象や、やさしさなど御自身の好みでどちらを選ぶか決めていいと思います。

APEX PRO アイアンの特徴

【スポナビGolf】

少しデザインが違うのがAPEX PROで、かなりスッキリしたヘッド形状になっています。

【スポナビGolf】

中身はかなりハイテクで中空構造になってます。中空にしてはトップブレードが細めに見え、ソールも薄く仕上がってます。中空とは思えないヘッド形状で、やさしく飛ばせるアイアンです。

APEX PROは7番でロフトが33度。ロフトで飛距離を求めて作られたわけでは無く、フェースの弾きで飛ばすことはできますが、寛容性を優先したモデルだと言えます。

APEX PRO アイアン（2021）

【スポナビGolf】

APEXというブランドは、アイアンらしい構えやすさや格好良さを優先して開発されたモデルだと思います。

そこにキャロウェイ独自のテクノロジーによるやさしさや、打感の良さ・球の上がりやすさがプラスされているのがAPEXの3モデルです。

スタンダードな性能のAPEXアイアン、より優しいAPEX DCB、よりアスリート好みするAPEX PRO、3モデル性能が別れているので選ぶ楽しさもあるのではないでしょうか。ぜひ一度試してみて、ご自身にあうモデルを見つけて欲しいと思います。

APEX アイアン（2021）