ゴルフクラブの開発で初めてAI（人工知能）を導入して注目を集めた、キャロウェイ。2020年はグレードアップした「MAVRIKシリーズ」を発売。そして10月には「BIG BERTHA（ビッグバーサ）シリーズ」の発売を控えています。

今回は、MAVRIKシリーズのアイアン2種をクラブフィッターの小倉勇人さんが試打。その特徴を解説していただきました。

最大の特徴
シリーズの中では最も飛距離思考のモデル。直進性が高く、程よい感じでつかまる仕様になっていて、ニュートラルに振ると軽いドローボールの球が安定して打てる仕上がりです。

性能
AI（人工知能）が、5番、6番、7番、8番、9番、ピッチングとそれぞれの番手で、ゴルファーのミスなどを想定して分析･解析しフェースを設計したFLASHフェースSS20テクノロジー。これにより、打点のミスに強く直進性の高いクラブに仕上がっています。スタンダードモデルは、ロフトが一番立った設計です。

試打の感想
FLASHフェースSS20テクノロジーにより、多少芯を外して打ったり、少しコントロールしようとして軽いフックなったりしてもほぼ同じドローになるほどの直進性で、非常にミスに強い安定性の高いモデルになっています。

おすすめのユーザー
安定して直線的にグリーンを狙っていきたいゴルファーの方におすすめのクラブです。飛距離にもこだわり、安定性が高いアイアンが欲しいという人は、ミスに強く非常にやさしいと感じるクラブです。

最大の特徴
MAVRIK MAX アイアンは重心が深く低く設計さてれいて、非常にミスに強い仕上がりです。

試打の感想
試しに多少芯を外して打ってみても、同じボールが飛んでいくアイアンです。薄めに当たっても補正能力が高く、ミスをカバーしてくれてすごく安定感があります。

反面、コントロールはほとんど効かないので、ボールを操るタイプのクラブではないと思います。一定のエリアに安定して飛ばす性能は非常に高いアイアンに仕上がってます。

おすすめのユーザー
スコアをシビアに狙わず、ミスを緩和して安定して一定のエリアにボールを飛ばして楽しくラウンドしたいゴルファーには非常におすすめのクラブだと思います。

※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。