【トレイルランニングシューズ レビュー】BROOKS「CALDERA 4(カルデラ4)」
【写真提供:トレイルランナー JP】
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厚底&ワイドトウボックス、トレンドを押さえて進化した、ロングトレイル対応シューズ
【写真提供:トレイルランナー JP】
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エンジニアードメッシュのアッパーは上質で、強度、通気性共に良好です。トウキャップは大きめでトレイルでの障害物から足をしっかりと保護します。
(左)大きめのトウキャップでしっかり保護したつま先部分。 (右)サイド部はボトム付近とアイレット周りを重点的に補強。 【写真提供:トレイルランナー JP】
ヒールはアッパーのオーバーレイによる補強のほか、内蔵のヒールカウンターもしっかりしています。履き口のカラーのパッドも厚めです。
(左)結んだシューレースのバタ付きを押さえるレースバンド付き。 (右)履き口のカラーには十分なボリュームのパッドが入っている。 【写真提供:トレイルランナー JP】
ミッドソールの素材は独自開発のバイオモゴDNA。ランナーの体重や走る速度に関係なく、最適なクッションを提供します。つまり、ハイスピードで走った場合、体重が重いランナーが走った場合は、しっかりとしたクッション性に、ロースピードだったり、体重が軽いランナーが走った場合は、柔らかいクッション性に変化します。
(左)ヒールはうちからも外からもしっかりと補強。 (右)ソールのそり上がりは控えめだ。 【写真提供:トレイルランナー JP】
足入れをしてまず感じるのはトウボックスの広さです。足指の形状に沿ったオブリーク形状ではありませんが、指は自由に動かすことができます。踵方向からテンションがかかる薄いタンと十分な履き口のパッドに包まれたヒール周りはしっかりホールドされています。
走ってみた印象は、柔らかくてしなやかです。前作より厚みが増していますが、横幅も広くなっているので横方向の安定感は向上しています。フワッと着ししてソールが路面をローリングするように体重移動していくような、厚底シューズの走り方がマッチしていると感じました。
グリップは強力ではないですが十分に安定感があり、濡れた岩などでも吸い付くようにフィットするので、トレイルでの走行性はかなり高まっています。ラグの間隔が広く、泥もつまりにくくなっています。ラグがそれほど高くないので舗装路用の厚底シューズと比べても遜色なく走ることができます。
ニューモデルとなって、厚底シューズとしての個性をしっかりと打ち出してきた「CALDERA 4」。条件の良いトレイルや林道を中心としたクルージングやロングディスタンスとの相性が良好なオールラウンドモデルと言えます。厚底シューズデビューの方にもお勧めできると思います。
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・価格:¥16,000+税
・サイズ:MEN 25.0-29.0cm WOMEN 22.0-26.0cm
・カラー:MEN 2色 WOMEN 2色
・ミッドソールドロップ : 4mm
・重さ : 283.5g (27cm)
・アーチ : Medium,High
・タイプ : Energize
・ミッドソール素材 : BioMoGo DNA
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