小ぶりで慣性モーメントが高い!ダンロップ スリクソン「ZX5ドライバー」

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海外でも活躍している松山英樹プロがツアーで使用して注目されている、ダンロップのスリクソン「ZX5ドライバー」。今回、クラブフィッターの小倉勇人さんが試打。感想や特徴を語っていただきました。

スリクソン:ブランド名の由来

スリクソンというブランド名の由来は、Sumitomo Rubber Industryの頭文字であるSRIに、X=未知の可能性、ON=前進し続ける、そういった意味がかけ合わさったブランドです。どちらかというとアスリート向けのブランドで、最上を目指すといったブランドになっています。

ZXシリーズの特徴

今回のZXシリーズになってから、同社契約の松山英樹プロがZX5・ZX7を使用してテストを繰り返し、ツアーでも使用して活躍していることで、今注目されているドライバーです。

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ZX5・ZX7の違いは、直進性がありミスに強いZX5、ミスにも強いけれども操作性もいいZX7というような違いがあります。ZX5は、まさに今の海外ブランドの主流で、できるだけ直進的で、シンプルに飛距離を追求したい人向けのクラブだと思います。

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スリクソンZXシリーズは、どちらも脱着式のウェイトが装着されています。ZX5のウェイトの位置はソール後方に一つ。ZX7のウェイトの位置はトゥ側とヒール側に一つずつ装着されてます。

ZX5搭載のテクノロジー

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ZX5にREBOUND FRAME(リバウンド フレーム)という、大きなたわみを生み出し反発性能を大幅に向上させたテクノロジーが搭載されています。

どのクラブにもフェース面をたわませてボールの初速を上げる技術はありますが、このリバウンド フレームテクノロジーは、フェース面を剛性の高いエリアと柔らかい素材を使ったエリアを交互に配置した4層構造になっていて、よりたわみをコントロールして強い反発をタイミング良く出すように設計されているテクノロジーです。

試打で感じた特徴

打ってみると、ボールにくっついてバーンと弾くような打感です。割と柔らかいのですが強く押し返すような、強い初速のボールが打ち出せます。

ZX5の特徴

形状は割と小ぶりで、アスリートらしい形といえます。ただ、今の流行である慣性モーメントの高いクラブは、デカヘッドといわれる大きなヘッドのものに多いです。

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今回のスリクソンZX5は、今風の大きなヘッドではないのですが、小ぶりで構えやすいシャープな形状を作りながら、慣性モーメントを高めた性能なっています。

構えたときはシャープで振り抜きやすいイメージを持ちながら、実際打ってみると曲がりにくいギャップのあるクラブだと思います。そこのギャップをしっかり理解してれば、気持ちよく構えられて結果も出る、非常に考えられた上級者にオススメのクラブです。ぜひ一度試してみてください。

口コミ

総合評価 ★★★★★★☆ 6.0口コミ31件

半魚
年齢:52歳 性別:男性 ゴルフ歴:11年~15年 平均ヘッドスピード:41m/s~45m/s 平均スコア:90~99 平均ラウンド数:1ヶ月に1回程度
これ本当にスリクソンですか?という印象。始まりはZRー600からで手に負えない印象しかなかったスリクソンドライバー。久々のスリクソンでZX5を今更中古で購入。年齢と共にHSが41m辺りと振り力が低下したためスペックも下げ… [続きを読む]
もんまー
年齢:37歳 性別:男性 ゴルフ歴:6年~10年 平均ヘッドスピード:46m/s~50m/s 平均スコア:85~89 平均ラウンド数:1ヶ月に1回程度
スイングが固まっていて、しっかり捕まえられる人にはとても優しいクラブだと思います。良い意味で癖の少ないヘッドだと思いますので、シャフトで球筋を決めることができると思います。打音は高め大きめであるので、室内で使うと耳が痛く… [続きを読む]

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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