【リカバリーフットウェア レビュー】OOFOS® 「OOMG High(ウーエムジー ハイ)」

トレイルランナー JP

【写真提供:トレイルランナー JP】

アフターランに着用するリカバリーサンダルは、すっかり市民権を得た印象があります。しかし、秋以降に素足で歩くのはちょっと寒いですよね。そんな時には保温性があって、ちょっとお洒落なリカバリーシューズはいかがでしょうか。

今回ご紹介するのは、ふかふかのクッションで人気のリカバリーフットウェア「OOFOS(ウーフォス)」のシューズタイプ「OOMG High(ウー エムジー ハイ)」です。

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サンダルだけじゃない。お洒落に履きこなせるリカバリーシューズという選択肢

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アッパーは4層のストレッチメッシュ(OOtex)を採用し、通気性と保温性をうまくバランスさせています。しなやかでよく伸びる素材なので、ハイカットでも足入れに苦労することはありません。また、伸縮性ストラップがついていますが、余計な締め付はないので、疲れた足を優しく包み込んでくれます。全体に圧迫される部分はなく、ストレスを感じることはありません。

定番であるサンダルタイプのリカバーリー効果を受け継ぐシューズタイプ。 【写真提供:トレイルランナー JP】

一番の特徴はもちろん特殊素材OOfoam(ウーフォーム)を採用したソールにあります。前進力を生む事を目的とした一般的なEVA素材のミッドソールと異なり、着地時の反発を37%も抑えることができ、足裏への衝撃を軽減し、膝、腰、背中にかかる負担を減らします。また人間工学に基づいて設計されたフットベットにより、足を優しく包み込み、土踏まずをしっかりサポートします。

(上)トウとヒールには補強があるので安心感がある。 (下)伸縮性ストラップは適度なテンションなので、足入れも楽にできる。 【写真提供:トレイルランナー JP】

「OOMG High」は一体成形のサンダルタイプと違い、ソールが2層構造になっています。このため、履き心地も少し異なります。サンダルタイプの場合、フットベッドの凹凸は少なく、足を乗せて体重をかけると柔らかいフォームの中に足が沈み込んだ結果、足裏の形状にぴったりとフィットしていました。

シューズ タイプのソールは2層構造。上部はしっかりしていて、アーチ部の盛り上がりもしっかり。 【写真提供:トレイルランナー JP】

しかし、この「OOMG High」は上層のフォームがしっかりしていて、沈み込みが少ないかわりに、あらかじめアーチサポートを強調した立体形状にシェイプされています。結果として、サンダルタイプよりもしっかりした履き心地になりますが、下層のフォームは柔らかいので、衝撃吸収はしっかりと行われます。サンダルタイプのクッション性を生かしたまま、足裏に青竹踏みのような刺激が入り、疲れた足にはより心地よい履き心地となります。

歩いてみると、程よいロッカー形状のソールのおかげで、ゆりかごにゆっくりと揺られるように自然な体重移動によって無理なく前進してくれます。蹴ったり踏ん張ったりといった動作が最小限になることで、疲れた身体をいたわりながら過ごすことができます。

OOMG SHOESには、この「OOMG High」の他、ローカットタイプやアッパー素材が異なるモデルもあり、スニーカーライクなデザインでカジュアルコーディネートともマッチします。

お洒落で暖かいだけではない、新しい感覚のリカバリーシューズ「OOMG High」。ぜひお試してください。

【写真提供:トレイルランナー JP】

OOMG High(ウーエムジー ハイ)
・価格:¥17,800+税
・サイズ:23.0-29.0cm
・カラー:Black(ブラック)
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