日本一につながる激闘のプレーオフ 初芝清×小林宏之が05年の思い出を語る
10月3日のトークイベントに参加した二人。ロッテが逆転勝利を収めたこともあり、饒舌(じょうぜつ)だった 【写真:保高幸子】
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優勝ムードが一転、大逆転負けで最悪な雰囲気に
小林 ホントね、もうマサやん(小林雅英)が……(笑)。
初芝 あそこで打たれて追いつかれるなんて、誰も思っていないよね。
小林 4点リードの9回裏なんて、ブルペンのピッチャーもベンチに来ていましたよ。まだ試合中なのに、みんなニコニコ笑っていて。初めて優勝できるかもしれないっていう場面だから、舞い上がるのは当たり前なんですけど。
初芝 (ビールかけ用の)ゴーグル買ったっけ? なんて話もベンチ裏でしてたな(笑)。
――逆転負けを喫した翌日、小林さんは第4戦の先発として投げることになりました。
小林 正直、ホント嫌でしたね……。あの逆転負けの翌日ですよ。チームの雰囲気はもう最悪。サブローさんに「明日は宏之で決めるしかないぞ」って言われて、なんとか気持ちを切り替えていこうとは思っていたんですけど。
――そう簡単なものではなかったと。
小林 球場に着いてからも、やっぱりシーンとしているわけですよ。普段の練習中なんて、みんな元気よくワーってやっていたのに、もう落ち込んでいるような空気で。
奇跡の口火を切った打席。考えていたのは守備のこと?
現役時代の初芝氏は、勝負強く、長打を誇っていた 【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
初芝 実は僕、あの試合全体の記憶がほとんどないんですよ(笑)。
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