賃貸でもできる!ガチャ柱を使ったD.I.Y.でおしゃれ&機能的な収納作り。
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
ここではそんな「ガチャ柱」の魅力とD.I.Y.サンプルをご紹介します!
ガチャ柱って何?
ガチャ柱とは、主に<ロイヤル>社の「チャンネルサポート 棚柱」のことを指す。他にも「スリットレール」や「棚柱」とも呼ばれ、一説によると、ブラケットと呼ばれる棚受けをレールに「ガチャ」っとはめ込んで棚にすることから、こう呼ばれるようになったそう。
ガチャ柱の最大の特徴としては、設置するために必要なパーツが少なく、また棚板の高さ調節が自由自在なところ。また収納したいものによってもパーツの組み換えやアイデア次第で、幅広く対応できるのも魅力的だ。ほとんどのホームセンターで取り扱われているため、容易にパーツを手配、準備できるのも嬉しい。Amazonでも「ガチャ柱」で検索すると、この商品にたどり着くことができ、「チャンネルサポート 棚柱」の名で販売している。また大体のホームセンターでも「ガチャ柱はありますか?」で通じるため、事前に電話などで在庫を確認してから買いに行こう!
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
レールにはめるブラケットはサイズ別に豊富な種類が揃っている。CDや調味料の収納に便利な短い150mmのサイズから、雑誌やスニーカーの収納棚に向いた300mmのもの、大きなものなら電子レンジなど奥行きのある家電もおける450mmサイズなど、用途にあったサイズのブラケットを使用することで機能的な収納を作ることができる。
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
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ガチャ柱の使用サンプル集
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
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ファン心酔のギアたちをガチャ柱の棚一面に収納。
壁一面に収納されたdaiさんのお気に入りスペース。ガチャ柱は施工会社に取り付けてもらったもので、それに合うよう自身でブラケットと棚板を設置したのだとか。ブラケットは<ロイヤル>社製のものが多いなか、取り付けてもらったガチャ柱に合うようにブラケットはスガツネの<ランプ>製を選んだ。ギア以外にマンガも置かれているが、以前は背面の壁と同様、10mm厚のOSB板を使っていたのだが、大量のギアとマンガの重みには耐え切れずたわんでしまったことから、現在のラワン合板15mm厚にアップデートされた。失敗から学ぶことも多いのがD.I.Y.の醍醐味ではあるが、事前に耐荷重はネットやホームセンターの専門スタッフにアドバイスをもらうことがオススメ。
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ペグボード&ガチャ柱の外遊びギア専用スペース。
大量のギアたちをショップさながらの“見せる収納”として活用。キャンプに登山と自他ともに認める外遊び好きの大谷さん、ここに写っているだけでも相当なギアの数だ。このガチャ柱とペグボードを絶妙に組み合わせたウォールレイアウトは天井高に合わせた2×4材を恵比寿の「P.F.S パーツセンター」で購入したピラーブラケットで固定、寸法を図りホームセンターでカットした天板をつければ完成。シンプルな作りではあるが、ばらつきのある有孔ボードの色味をそろえたり、2×4材にステイン加工を施したりと、ナチュラルな色味であるからこその細かなこだわりが感じられる。ショップのように美しく手に取りやすい配置は、見た目と機能面のどちらから見ても優秀なレイアウトサンプルといえる。
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
デッドスペースを「ダボレール」で有効利用。
靴一足分のデッドスペースを有効利用するダボレールのテクニックを紹介。ダボレールとは、ここで紹介しているガチャ柱と構造はよく似ているが、ガチャ柱が背面壁からのサポートに対して、ダボレールは側面からのサポートになるのが大きな特徴。プライスも通販やホームセンターなどで1820mm、500円程度とリーズナブル。今回紹介する崇島さんのシューズラックのように、奥行きがあまりないスペースでも写真のような棚を設置することができる。天板には木目の綺麗なラーチ合板の20mm厚を採用。崇島さんは天板の素材をキッチンと合わせて統一感を演出している。設計自体がシンプルなので、他部分の棚板と合わせれば家全体のコーディネートにも一役かってくれる。
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
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かさばるレコード類を可動棚で隙間なく配置。
あふれるレコードをすっきり収納したターンテーブルラック。ラーチ合板(構造用針葉樹合板)20mm厚をターンテーブル、レコード、CDそれぞれのサイズに合ったブラケットに合わせ加工。ターンテーブルは<テクニクス>で450mm、レコードは300mm、CDであれば150mmブラケットを使用すればピッタリと収めることができる。<ロイヤル>社製のチャンネルとブラケットを使用しているが、荷重に耐えられない場合や、専用のビスが必要な場合があるので、特に大量のレコードやアンプなど、重いものを載せる場合は取り付ける場所の材質と耐荷重の目安をオフィシャルのホームページで調べてから進めよう。ちなみに壁が幅500mmの場合、レコードは100枚、CDが50枚ほど入るので参考にしていただきたい。
【Photo/Chie Kushibiki、Takamasa Sasai、Hiroyuki Yamada、dai】
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