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ダニエル太郎が目指す「攻撃的なテニス」
新コーチと歩む、進むべき道

試合では「勝ち負けにこだわりたい」

ダニエル太郎「もちろん勝ち負けにもこだわりたい。勝つ時の嬉しさや負けた時の悔しさなども感じておきたい」
ダニエル太郎「もちろん勝ち負けにもこだわりたい。勝つ時の嬉しさや負けた時の悔しさなども感じておきたい」【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

 この「BEAT COVID-19 OPEN」が、クラウドファンディングにより運営される大会であること、そして、無観客とはいえ多くのファンがライブストリーミングで応援してくれていることも、ダニエルのモチベーションを高める一因だろう。


「以前よりも力がついたプレーなどを見てほしいです。サーブのパワーや、カウンターの時の切り返しの力などですね。もちろん試合の面白さも感じてもらえればなと思います!」と、ファンに自らの“見どころ”を語った。


 以前にダニエルは、「スポーツは、嬉しさや苦しさ、プレッシャーやショックなど、日常で誰もが感じる感情が、増幅されて一気に襲いかかってくる世界」と、自らの住む世界を定義していた。そのうえで、「それらを短期間で強く感じられる人生は、ラッキーなことだと思います」と、貴重な時間を噛(か)みしめる。


 だからこそ今大会でも、「試合なので、もちろん勝ち負けにもこだわりたい。勝つ時の嬉しさや負けた時の悔しさなども感じておきたい」と言った。


 コロナ禍で世界のテニスが停止した時、彼は改めて「世界中を回ってスポーツ出来ていたのは本当にラッキーなこと」だと実感したという。


 そのテニスが再びできる喜びを、凝縮された緊張感や喜びを、この大会でも多くのファンに見せてくれるはずだ。

内田暁

テニス雑誌『スマッシュ』などのメディアに執筆するフリーライター。2006年頃からグランドスラム等の主要大会の取材を始め、08年デルレイビーチ国際選手権での錦織圭ツアー初優勝にも立ち合う。近著に、錦織圭の幼少期からの足跡を綴ったノンフィクション『錦織圭 リターンゲーム』(学研プラス)や、アスリートの肉体及び精神の動きを神経科学(脳科学)の知見から解説する『勝てる脳、負ける脳 一流アスリートの脳内で起きていること』(集英社)がある。京都在住。

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