「前走道悪→今走良馬場」のデータ傾向 馬券になるタイプを芝・ダート別で分析
前走道悪の結果は次走の良馬場にどう影響する?
「前走芝の重・不良→今走芝の良」の前走着順別成績
表1 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
最初に確認するのは前走着順別成績。現行のルールでは前走1着だと大半の場合で昇級戦となるが、その成績は決して悪いものではなく、単勝回収率83%と水準以上の数値を記録している。つまり、芝の重や不良を勝ち切った馬はただの道悪巧者ではなく、良馬場でも走れる地力を持った馬も多いと考えられるのではないか。一方、前走2着は単勝回収率61%、前走3着も同38%で、同クラスのレースに出走できる場合は過剰人気の様子も伺える。狙い目となりそうなのは単勝回収率98%の前走4着、同133%の前走6着で、これらは良馬場に替わっての上昇が見込めそうな着順となっている。
「前走芝の重・不良→今走芝の良」の前走4角通過順別成績
表2 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
「前走芝の重・不良→今走芝の良」の前走上がり順別成績
表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】
「前走芝の重・不良→今走芝の良」の種牡馬別成績
表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】