京都大賞典は前走・阪神組が強い! ローテ別成績データに大きな違い

JRA-VANデータラボ

京都大賞典の前走レース別成績(過去10年)

表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表4は前走レース別成績。出走数最多の宝塚記念組が昨年のサトノダイヤモンドら5勝をあげ、複勝率も50%と高い。この組で前走一桁人気だった馬はのべ【5.0.4.6】で、複勝率は60%とさらに高くなる。

 新潟記念組は14年ラストインパクトら2勝。阪神大賞典組は09年オウケンブルースリが勝利しており、好相性だ。なお、天皇賞・春組からは勝ち馬が出ておらず、好走しても2・3着止まりとなっている。

京都大賞典の前走競馬場別成績(過去10年)

表5 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 表5は前走競馬場別成績。黄色で強調したように前走阪神だった馬が昨年のサトノダイヤモンドら近4年続けて勝利しており、過半数の7勝を占めている。14年を除いて毎年1頭は3着以内に入っており、複勝率は45.7%と非常に高い。宝塚記念組の好走が多いものの、それ以外のレースでも【2.2.1.8】で連対率30.8%・複勝率38.5%と好相性を誇る。前走阪神コースだった馬を積極的に狙っていきたい。

 他の競馬場では前走京都の複勝率が36.4%と高く、3着以内馬4頭はすべて前走天皇賞・春組だった。

京都大賞典6番人気以下で好走した馬の一覧(過去10年)

表6 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 最後に表6は京都大賞典を6番人気以下で好走した7頭の当該年における阪神大賞典の出走の有無をまとめたもの。7頭中4頭が好走した年の阪神大賞典に出走していた。表4の前走レースでも阪神大賞典組は好相性と述べたが、前走かどうかにかかわらずその年の阪神大賞典に出走した馬は穴の資格ありといえそうだ。

結論

表7 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 今年の京都大賞典の出走予定馬は表7のとおり。

 人気を集めそうなのが前走天皇賞・春で勝ったフィエールマンのクビ差2着だったグローリーヴェイズ。ただし、表4で示したように前走天皇賞・春組は勝ち星がなく、2・3着止まりだ。「能力的に抜けていて、1着間違いなし」というほどの信頼度はないだろう。

 データ的に狙いが立つのは前走阪神組のエアウィンザー、エタリオウ、シルヴァンシャー、ダンビュライトの4頭。なかでもエタリオウは宝塚記念組で、前走4番人気と一桁人気だったのも強調材料。まだ1勝馬で2着7回と勝ちみに遅いのは確かだが、得意の京都コースで前走9着からの変わり身に期待したい。シルヴァンシャーは目下3連勝中。馬体重を増やしながら勝ち続けており、本格化と見てよいだろう。重賞初挑戦となるが、一気に突破してもおかしくない。

 エアウィンザー、ダンビュライトも重賞実績があり、十分に勝ち負けできる能力を持つ。データ的にも好成績をあげている5歳馬だ。最後に穴でリッジマン。連対馬が出ていない6歳馬だが、出走予定馬で唯一今年の阪神大賞典に出走していた。もつれる展開になれば、激走があるかもしれない。

文:ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。

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