人気のparkrunが日本初上陸! 参加して分かった世界を魅了する理由
その後もparkrunを体験した人たちに出会いましたが、こぞって絶賛するので、いつかは参加したいと思っていました。そんな経緯もあり、parkrunが東京・二子玉川で日本初開催されると聞いた時、私はその瞬間に参加を決めていました。
人、人、人! 国際色豊かな面々が集合!
parkrunとは人々が集まる“コミュニティー”
「parkrunとは、“走るため”ではなく“人々のため”にあります。人々が交じり合い、交流を深める、そんなイベントなんです」
そう語るのは、記念すべき日本開催に駆けつけた創立者のポール・シントン=ヒューイットさん。parkrunとはいわゆるランニングクラブとは違い、ランニングをきっかけにして人々が集まる“コミュニティー”だと強調します。
「私は現役時代から、真面目な練習もたくさんしましたが、チームメートや友達と笑いながら毎日走ってきました。気持ち的にはparkrun(の考え方)と同じです。プロスポーツにも精神的な悩みを抱えている人はたくさんいます。でも、こうやって笑い合いながら運動すると心が落ち着きます。選手としてだけでなくて、人間として成長することができる。そうするとスポーツがだんだん楽しめるようになって、自分の力も出せるようになります。parkrunは皆さんためのものです。ずっと無料ですし、地域作りにもなります。ぜひ気軽に参加してみてください!」
今後、日本各地での開催が予定されており、運営ボランティアを募集中とのこと(詳細はhttps://www.parkrun.jp/へ)。二子玉川ではこの後も毎週土曜日8時にparkrunが行われます。都内在住の方は、まずは友達を誘って二子玉川に足を運んではいかがでしょうか?
(取材・文:小野寺彩乃/スポーツナビ)
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