MSGへ、新日背負うオカダの誓いと送り出す柴田の想い
オカダ、NJC6年ぶり2度目の制覇
NJCを制したオカダは、米国開催でジェイ・ホワイトと激突する 【写真:SHUHEI YOKOTA】
15回目となる今年のNJCは、史上最多となる32選手が参加。ヤングライオンから未知の強豪までがしのぎを削った結果、共に31歳の“同級生”が決勝の舞台に並び立った。両者のシングルでの通算戦績は、3年間でオカダの4勝0敗と圧倒的。とはいえ、この日の決勝戦では、SANADAがラウンディングボディープレスやSkull End、TKOでオカダをあと一歩まで追い詰める場面が続出。また、SANADAがツームストンを繰り出せばオカダもドラゴンスリーパーを仕掛けるなど、相手の裏の裏を読んだ技の攻防が続出。30分を超える激戦の末、オカダがレインメーカーで勝利した。
試合は30分を超える熱戦となった 【写真:SHUHEI YOKOTA】
もちろん、「レインメーカー」としての使命もある。オカダは、目の前に現れた王者ジェイと、かつてのマネージャー・外道に対し「オレとおまえじゃレェェヴェルが違うんだよ」とニヤリと笑ってみせると、早くも“次期挑戦者”にはSANADAを指名。「アメリカに、新日本に、世界に、長岡に、金の雨が降るぞ!」と王座奪回を約束した。