業界最速?ダービー&オークス想定オッズ 2019年クラシックの主役はこの馬!

競馬専門紙「優馬」

どこよりも早い、オークス想定単勝オッズ

2歳女王ダノンファンタジー(橙帽)をはじめタレント豊富な牝馬勢(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

1番人気 ダノンファンタジー 3.6倍
2番人気 クロノジェネシス 4.3倍
3番人気 グランアレグリア 6.7倍
4番人気 シェーングランツ 7.6倍
5番人気 ビーチサンバ 11.4倍
6番人気 ラヴズオンリーユー 13.8倍
7番人気 エールヴォア 16.0倍
8番人気 アウィルアウェイ 25.8倍
9番人気 プールヴィル 30.8倍
10番人気 メイショウショウブ 32.0倍

 抜けた存在と思われていたグランアレグリアが朝日杯フューチュリティSで敗れたため、牝馬サイドは高いレベルでの混戦といった様相を呈している。

想定1番人気は、2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったダノンファンタジーとした。新馬戦でグランアレグリアに敗れた後は、ポテンシャルの高さを披露しての3連勝。ここまでマイル以下を使われている点からオークスでは距離が問題となるが、阪神JFと同様に後方で脚を溜め、ディープインパクト産駒らしいキレ味を発揮できれば許容範囲だろう。3月2日のチューリップ賞が今年初戦になる予定。

 阪神JFで2着だったクロノジェネシスが2番人気。レースでは出遅れながらも腹を括った後方待機からダノンファンタジーと接戦を演じた。デビューから2戦は1800mを使われたように、距離面での不安はあまりなさそう。北村友騎手のJRA・GI初制覇の可能性も十分。

 3番人気は前述したグランアレグリア。朝日杯でも見せた折り合いの難しさは、桜花賞のようなマイル戦なら誤魔化せそうだが、2400mを舞台とするオークスでは大きな減点材料となる。能力は評価できるが、気性面での進歩を望みたい。

 オッズ4番手には、アルテミスSの勝ち馬シェーングランツ。阪神JFは馬群を捌くのに苦労した結果4着に敗れたが、能力の高さは示した一戦と言えるだろう。半姉ソウルスターリングという血統背景は、オークスの舞台で真価を発揮しそう。

 アルテミスSで2着、阪神JFでは3着に入ったビーチサンバが5番人気。良い意味で堅実、悪い意味でワンパンチ足りない競馬ぶりは母フサイチエアデール譲りといった印象で、ビッグタイトルを手にするためには、もうひと回りの成長が必要となりそうだ。

 ほかでは、白菊賞勝ちのラヴズオンリーユー、エリカ賞勝ちのエールヴォアあたりが面白い存在。特にラヴズオンリーユーは、全兄にドバイターフを勝ったリアルスティールがいる良血馬。デビュー2連勝の内容も良く、オッズ上位馬との対戦が楽しみな一頭と言える。

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