JBC3競走の京都コースデータを知ろう 1200・1800・1900の騎手・枠順の傾向

JRA-VANデータラボ

京都ダート1900mの騎手別成績(2013年1月1日〜2018月10月21日)

表3 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 次はJBCクラシックが行われる京都ダート1900mのデータを調べることにする。表3は騎手別成績。1位は福永祐一騎手で【13.2.3.24】という成績。2着・3着数に比べて勝利数が圧倒的に多い。勝率は31.0%でダントツの好成績だ。今年2月に行われたアルデバランSでは5番人気のナムラアラシに騎乗して勝利している。連対率は37.8%で武豊騎手が優秀。【4.10.2.21】という成績で、勝ち切れていないとも言えるが、連軸での信頼度は高そうだ。複勝率は川田将雅騎手が45.3%で非常に優秀。福永騎手や武騎手も40%以上の数値が出ている。

京都ダート1900mの枠順別成績(2013年1月1日〜2018月10月21日)

表4 【画像提供:JRA-VANデータラボ】

 続いて京都ダート1900mの枠順別成績を見ていく(表4参照)。勝率は1枠が9.0%でトップ。しかし、2位は8枠の8.9%で、その差はわずかだ。連対率は21.9%で1枠。2位がやはり8枠で18.3%。複勝率は29.0%で1枠がトップ。2位は7枠、8枠、4枠が24%台で競っている。総合的に見ると、1枠と8枠が優秀。最内と最外という、極端な枠順が好成績である点が興味深い。ダートも基本的には経済コースを取りやすい内枠が有利になりやすいが、揉まれにくい・砂をかぶりにくいという理由で、外枠でも悪くないことがある。

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