森保監督「臨機応変にやっていく意識を」 親善試合 コスタリカ戦前日会見

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青山は「仲間のことを思いやって行動できる」

森保監督はキャプテンに指名した青山(右)を高く評価 【写真:なかしまだいすけ/アフロ】

──7日の紅白戦では、監督のベースとなる3−4−2−1ではなく、4−4−2や4−2−3−1を試していたが、その理由は?(飯尾篤史/フリーランス)

 もちろんシステムというものはあると思いますが、サッカーをする上で攻守の原理・原則は変わらないと思いますし、私がロシアW杯で経験させてもらったことは、西野監督がやられていたことを学べたこと、経験できたことは非常に大きかったです。自分が学んできたものをいい形でチームに落とし込んでいくことは、私自身もトライしてやっていきたいし、その中で選手にいろいろな変化にも対応力を持って、柔軟に、臨機応変にやっていく意識を持ってほしいと思います。

 そういう意味で、選手には紅白戦で今までやっていない形でのトライをしてもらいました。そこはA代表だけではなく、東京五輪世代にもいろいろな形でトライしてもらっていますし、柔軟に対応できるように選手としての引き出しが個々に対応するということ、チームとしても、いろいろな戦い方で力をつけるようにしていければと思います。

──キャプテンに指名された青山(敏弘/サンフレッチェ広島)だが、個の力と組織力といったチーム作りをしていく上で、キャプテンにどんなものを求めているか?

 キャプテンに求めることはいくつかありますが、(まずは)自分自身の力をピッチ上で示すということ。そして、ピッチ上で自分の力を100パーセント発揮するために、ピッチ外でどういう準備をするかというところ。キャプテンとして、というよりも、選手として、みんながそれを基準と思うように行動してもらいたいと思います。

 青山は自分にも厳しいし、チームのこと、仲間のことを思いやって行動できる選手なので、チーム全体をまとめてもらって、その時々にメンタルの状況があると思うので、そこでチームがうまく進むように行動してもらいたいと思っています。

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