凱旋門賞馬の牝駒クロノジェネシス★6つ 逃走9馬身Vライデンシャフトにも高評価
初戦の出遅れから一転、逃げて圧勝 ライデンシャフト
ライデンシャフト 牝 馬体重:464kg(±0)
★★★★★★ 6点
騎手:横山武 厩舎:(美) 池上昌
生産:矢野牧場
馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
父:ノヴェリスト
母:プレザントブリーズ(マンハッタンカフェ)
初戦は大というより超のつく出遅れだったが終いの脚に見所があった馬。今回は一転して好スタートから先手を取り、後半800mが12秒2−11秒7−11秒5−12秒0と早目に加速して、ラストもキッチリとまとめるレースを展開した。これでは後続は手も足も出ず、終わってみれば2着に1秒4差の大楽勝。勝ち時計自体も優秀で、今後が楽しみになった。
馬体診断
前走の新馬戦時から馬体重の増減はないが、体付きが引き締まって歩様の力強さも増した印象。パドックでは集中力のあるしっかりとした周回をしており、一度使われた効果を大きかったと見える。まとまりのある馬体で筋肉量も豊富、半兄プラチナヴォイスと比べると、こちらはややマイラー寄りだろう。
血統診断
母は中央1勝のみだが、本馬の半兄にスプリングS3着のプラチナヴォイスがいる。血統背景が素晴らしく、3代母がウインドインハーヘアということで、祖母がディープインパクトの半姉にあたる。父ノヴェリスト×母父マンハッタンカフェという配合にはかなりの洋芝適性を感じさせ、父から補強されたスタミナで持久力勝負に持ち込みたい。
馬券の狙い目→洋芝適性の高い1頭。パワーと持久力があり、中山のマイル戦なども適性のある条件だろうか。フェアリーS(中山芝1600m)などで狙ってみたい。