4戦4勝ダノンプレミアムは5位止まり! 波乱の香り漂うダービーの調教BEST5
第3位 グレイル
追い切りでの動きが好調ぶりを感じさせたグレイル(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡3 (栗)野中賢二
[好気配]岩田康23日栗CW良
68.8 - 52.8 - 38.4 - 11.9 (6)G前強目
気配…A 動き…A 総合評価…92点
反応良く直線は鋭い伸び脚。デキは確実に上向き。
最終追いは4角でダノンプレミアムと横並びになるシーンも。こちらはその外を回り、終いを伸ばすイメージで動かされた。軽く仕掛けてからの、重心の低い推進力のあるフォームは一見の価値あり。坂路とコースを併用しての仕上げで上積みも十分だ。
野中師「上がり3Fを伸ばす感じで。反応も良かったし、前走より体調も上向いている。」
パドックここをCHECK→前走・皐月賞のパドックで見せた馬体に成長がうかがえた。後は中身の問題、変わりないシルエットならOK。
第2位 サンリヴァル
好調をキープしている皐月賞2着馬のサンリヴァル(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡3 (栗)藤岡健一
[好気配]浜中23日栗CW良
68.1 - 52.6 - 37.9 - 11.7 (7)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…93点
追走して余力十分に先着。前走の反動なく高レベル安定。
古馬を追走して全く余裕の手応えで、馬なりのまま先着。ラスト1Fも11秒7でまとめ、気力十分、心身ともに充実した動き。皐月賞はタフな馬場・展開だったが、2週続けてキッチリと動けており、デキは高いレベルで維持できている。
藤岡健師「先週、坂路でビシッと追ったし、今週はコースで終い重点。動き・反応ともに良かった。」
パドックここをCHECK→弥生賞がプラス10キロで、皐月賞がマイナス12キロ。体は前走位で良い。あとは気合いと落ち着きのバランスを見極めたい。
第1位 ワグネリアン
2週続けて抜群の動きを見せたワグネリアン(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
牡3 (栗)友道康夫
[好調子]助手23日栗坂良(1回)
55.2 - 40.1 - 25.7 - 12.4 馬なり
気配…A 動き…S 総合評価…96点
先週が抜群の動き。今週も軽快な動きで文句のない仕上がり。
先週はCWコースで3頭併せを敢行し、5F62秒7−1F11秒8の好時計をマークして先着。最終追いは坂路で単走、サッと馬なりで済ませたが、実に軽快な動き。体を大きく使い、良いバネがある。前走時よりも実が入って明らかに上向きと言える。
大江助手「先週、コースで好時計を出していますし、今週は坂路で馬なり。状態は上向きです。」
パドックここをCHECK→東スポ杯2歳S(1着)時はもっとパンとして見えた。気性面の成長は感じるので、馬体にボリューム感があれば理想的。