ハリル「W杯の試合だと思って挑む」 国際親善試合 ウクライナ戦前日会見

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私の夢は銀座でパレードすること

「私の夢は銀座でパレードすること。まだまだ銀座からはほど遠い状況だ」とハリルホジッチ監督 【スポーツナビ】

 皆さんは私の性格をご存じだと思うが、私は慢性的に不満を抱えている監督だ。なぜなら常に勝利に飢えているからだ。私のこうした姿勢が、他の人たちにはプレッシャーに感じているかもしれない。しかしプレッシャーのないW杯などは存在しない。そのプレッシャーがある中で、しっかり見せていかないといけない。

 私も皆さんに批判されたら、さらに(結果で)見せたいと思う。最終予選の初戦で(UAEに敗れて)予選敗退したかのように見られた状況を私は忘れることができない。私は生き残ることができたし、最終予選を首位で終えることができた。そんなこともあったが、選手たちにも同じように勇敢に挑んでいってもらいたい。プレッシャーはこれからさらに強くなると思う。その中で、しっかり責任感を持って、全員に行動してもらいたいし、チーム全体で前進していきたい。

 以前にも言ったが、私の夢は銀座でパレードすることだ。そのためには成功をしなければならない。良いゲームをして成功する。約束はできない。まだまだ銀座からほど遠い状況だ。地理的にも、目標としても遠い。日本代表監督として、そう思っている。チーム全員で銀座でパレードできる日を夢見ている。

──ファンのためにもチームのためにも勝つことが重要だと思うが、そのために重要なポイントを1つ挙げるとしたら何か?(大住良之/フリーランス)

 先ほど選手とも話をしたが、私は(ウクライナ戦を)W杯の試合だと思って挑む。まだ2カ月以上あると思うかもしれないが、もうすでに本大会に挑んでいるという気持ちを持ってもらいたい。チャンスが訪れた選手には、しっかり私も選手たちも責任を持って、同じ船に乗ってほしい。勝利することができればみんなにとって良いプレゼントになるし、メンタル的、精神的な準備という意味で、われわれをブーストする要素になるかもしれない。これが終わればW杯前に3試合を行うことになるが、1試合1試合でしっかり結果を求めていかなければならない。

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