小林悠、代表初ゴールは「感覚で打った」 E-1選手権 中国戦後、選手コメント

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東口順昭(ガンバ大阪)

プレッシャーで「死ぬほど悩んだ」という東口だったが、恩師の言葉などで吹っ切れたという 【Getty Images】

「死ぬほど悩んで、試合までに吹っ切れた」

 まずは勝ちを目指していたので、次につながったと思います。それが何より自分の中でこだわっていたポイントなので、勝ち切れたことが良かったと思います。(試合にはうまく入れた?)入る時は冷静にいけましたけれど、それまではいろいろと考えて不安でしたね。

(前回出場して3失点した)ハイチ戦がよぎったり、(北朝鮮戦で先発した中村)航輔がいいプレーをしているというのがプレッシャーでした。そういうプレッシャーはいろいろありました。(プレッシャーには自分で打ち勝った?)死ぬほど悩んで、試合までに吹っ切れたので、冷静に入れました。

(中国はフィジカルの強さで対抗してくる。GKとして難しいシチュエーションだったと思うが?)体の強さを生かして一発のある攻撃をしてきましたね。90分集中を切ることはできなかったし、いくら攻めていてもカウンターがあるので、そこはすごく気を付けていました。

(死ぬほど悩んだというのは?)考え過ぎるほど考えていました。試合に出るのが分かってから、よりいろいろと考えましたね。(眠れなかったとは?)寝つきが悪かったです。2時間おきに起きるし(笑)。弱いなと思います。(どう対処した?)恩師に電話したり、的確な言葉をくれる人がいるので。そういう人に頼ってなんとか。(お世話になっているのは)大学の杉山(学)監督です。シンプルなんですけれど、「結果が良かろうが悪かろうが、お前の糧になる事やから」と。自分の中でスッと落ちましたね。

(後ろから観ていて今野泰幸は頼もしかった?)相変わらずでした。途中から中盤がガンバ(大阪の選手ばかり)だった。見慣れたメンバーなので、すごくやりやすかったです。見慣れた光景でした。

今野泰幸(ガンバ大阪)

代表では初めてというアンカーでのプレーについて、今野は「けっこう楽しかった」 【Getty Images】

「(アンカーは)けっこう楽しかった」

(アンカーとしてどんな意識でプレーした?)攻撃になっても前に行かないとか、あまりサイドに流れないようにしていました。(ハリルホジッチ監督になってからアンカーは初めて?)初かもしれないですね。どう評価されるか分からないけれど、けっこう楽しかったですよ。もっとボールを蹴れるし、つなげると思った場面も何回もありました。そこをセーフティーにけっこう蹴っていたんですけれど、セカンドボールもよく拾えていたし、あのポジションは今日は運動量もそんなに多くなかったですね。

(代表だと長谷部誠がやっているが、それをイメージした?)いや全然(笑)。長谷部のまねをしようとは思わないですし、監督の要求に応えられるよう、とにかくあのポジションにいろと言われたので、だいぶ長い時間いることはできたとは思います。(後ろは若い選手が多かったが?)みんな自信を持ってやってくれましたし、特にロングボールが多い中でヘディングで跳ね返してくれたので、そこは頼もしかったです。ヘディングのこぼれ球もうまく拾えていたので、後ろに助けられましたね。

(チャンスは多かったけれど、なかなか点が入らなかった。焦りは?)正直焦りましたよ(笑)。勝たなくてはいけない相手だとやりながら思っていましたし、チャンスも作れていた分、点を取らなくてはいけないと思いました。0−0で終わったらサポーターのみなさんに申しわけないと思っていたので、正直焦りはありました。

(このチームで2ボランチ、インサイドハーフに加えてアンカーもやった。この先の視界も開けた?)いや(苦笑)。監督に聞いてください。次も試合があるし。(生き残りへの手応えは?)考えていないですね。とにかく1試合1試合だと思いますし、次は韓国戦が待っているので、また相手も強くなると思うし、分かんないっす。

伊東純也(柏レイソル)

初先発を果たした伊東は、「自分の力は通用する」と力強いコメント 【Getty Images】

「自分の力は通用する」

 まずは1試合、1試合を勝てるようにやっているので、次も韓国に勝って優勝できればいいと思います。(個人の目標は)得点に絡むことができればと思います。

(代表に絡んでいけるという手応えはつかめた?)自分の力は通用すると思いますし、別に負けているとは思わないです。

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