阪神・メッセンジャーのオフの過ごし方「開幕投手は僕しかいない気持ちで」

週刊ベースボールONLINE

来季へ向け、広大な自宅でしっかり準備をして戻ってくると誓ったメッセンジャー(写真は昨年キャンプのもの) 【写真:BBM】

 阪神で8年目のシーズンが終了したランディ・メッセンジャー。今季は8月10日の巨人戦で右足腓骨を骨折したが、シーズン終盤に復帰しクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ初戦では6回無失点と好投した。約2カ月戦列を離れたものの、22試合に先発して11勝5敗、防御率2.39の成績を残した。現在は母国でオフを過ごしているメッセンジャーが、毎日の過ごし方と来季への意気込みを語ってくれた。

大自然の中の大きな家でリラックス

 個人的には好投したんだけど、CSのファーストステージで阪神は負けた。本当に残念な結果に終わってしまったね。やっぱりリーグ優勝しないといけないと強く思った。シーズンも終わったから10月20日にアメリカに帰国した。骨折したところをしっかり治して帰ってくるからね。実際に、帰国する日には阪神から来年の契約が発表されたけど、優勝に向けて頑張りたいと思っているよ。

 昨年、アメリカに帰るときに空港で「開幕投手は自分しかいない」と言って帰国した。帰国の前にカネモトサン(金本知憲監督)と話をすることができて、まだまだ体を鍛えないといけないと思ったんだ。

 昨年、テネシー州にマイホームを購入したんだよね。結構大きな家でね、庭もすごく広いんだ。森林がめちゃくちゃ多くて、いろいろな動物が出てくるんだ。やろうと思えばハンティングもできるよ。それに小さな湖があって、そこにはトラウトやクラッピーという魚がいて、釣りも楽しめるんだ。

 大自然がいっぱいの新しいマイホームで、トレーニングもしっかりやってきた。木もたくさんあるから、薪を作るためにチェーンソーで切り倒して、鉈(なた)で薪にしていくんだ。チェーンソーを持っているときは、映画の『13日の金曜日』に出てくるジェイソンになった気分だったよ、ってジョークね。ただ、木を切るときの感触はたまらなく好きだね。「ブブ〜ン!」って手に感じるあれね。すごく楽しいよ。

 僕は、鉈で木を切ることが大好きで、これ自体がトレーニングのひとつだと思っていたんだ。もちろんしっかりとトレーニングもやるよ。でも木を切るときに、鉈を持って振りかぶり、木を切り落とすよね。これがピッチングの動作にも活用できる。肩やヒジの強化にもいいし、振りかぶったときには肩甲骨や背中が強くなる。実際に今シーズンの投球の中で、大きな効果になっていたと自覚があった。

 もうすごく昔のことだと感じるけど、今年のキャンプに来たときに、多くの人から「やせたね」と言われた。実際にそうだったけど、そういうトレーニングをして自然と体重も落ちたから、体のパワーは強くなっていた。ただ、その中で食事での制限というか、量を減らしたことは事実だね。妻のベネッサが食事のことも考えてくれて、一緒の量を食べてくれたんだ。何でかって? 彼女も次男(四番目の子ども)を産んでから、やせようとしていたからね。一緒に食事制限ができたことも良かった。英語では「kill two birds with one stone」というけど、日本語でも「一石二鳥」と言うんだね(笑)。2人で健康に食べていこうね、という話はしているよ。

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