ソフトB・工藤監督、柳田らが優勝会見 「昨年の悔しさが今日につながった」
柳田悠岐「努力が報われたのがうれしい」
優勝決定試合で節目の30本塁打をマークした柳田。この日は2安打3打点の活躍だった 【写真は共同】
このために去年の秋からやってきたので、頑張って良かったなと思います。
――去年の悔しい思いがあっての今年、また別の喜びがあった優勝になったのでは?
去年は本当に悔しい思いをした。その悔しい思いがあったから去年の秋、オフと練習をすごく頑張れた。そういう努力が報われたのがうれしいです。
――胴上げをした時の思いは?
いやもう、感謝の気持ちで、頑張りました。
――今年のホークスの強さはどのようなところにあると思うか?
やっぱりピッチャーの人がすごく抑えてくれたんで、僕たちはもうとにかく足を引っ張らないように守ってという感じです。ピッチャーの人がすごく頑張ってくれたと思います。
――30号本塁打を放った今日の活躍を振り返って?
打てる気もしなかったですし、足だけを引っ張らないようにと思ってやっていたんですけど……野球の神様がいるんだなと思いました。
――この後の祝勝会は?
僕、コンタクトなんで、眼をやられないようにしっかりとサングラスをして、明日に支障にならないようなプレーをしたいと思います(笑)。
――最初に誰にビールをかけに行きたいか?
やっぱり監督、達川(光男)ヘッドコーチ、まずはそういう首脳陣の方々を攻めたいなと思います(笑)。去年の秋からサポートしてもらっているので。裏方さんにも感謝の思いをぶつけたいと思います。
――今後のCS、日本シリーズへの意気込みは?
まだレギュラーシーズンも残っていますし、まだまだ何かつかめるチャンスがあると思って一戦一戦、戦いたいと思います。
東浜巨「行けるところまで行こうと」
今季は先発の柱に成長した東浜。優勝決定試合でも6回1失点の好投を見せ、リーグトップの16勝目を挙げた 【写真は共同】
正直、少しホッとしています。
――今日、どんな思いでマウンドに上がったのか?
まずはしっかりと試合をつくるというところと、中継ぎのみなさんがすごい頼りになる人たちばかりなので、初回から飛ばしていって、「行けるところまで行こう」という思いで投げました。
――相手の野上(亮磨)投手も序盤から前面に気持ちを出して投げていたが?
もう相手どうこうというよりも、まずは自分のピッチングをすることだと思っていた。目の前のバッター一人ひとりに集中して投げました。
――ローテーションを守ってやってきた今年の自身の成績については?
出来過ぎだと思ってますし、これだけ勝ちを付けてもらえるのは、点を取ってくれる野手だったり、僕の後に投げてくれる中継ぎの人たちだったり、そういう人たちのお陰で、こういう個人の記録が付いていると思う。素直に感謝したいと思います。
――今日で背番号と同じ16勝、飛躍の年になったと言えそうですか?
そうですね。まだシーズンも終わってないので考えられないですけど、間違いなく自分の中では良いキッカケをつかんだシーズンになるとは思います。
――この後の祝勝会、ビールかけでは最初に誰に?
監督をはじめ、首脳陣の方々にまずは(ビールをかけに)行って、たくさん使っていただいたので、恩返しの気持ちでやりたいと思います。
――最後に今後のCS、日本シリーズへの意気込みをお願いします
パ・リーグ優勝しましたけど、まだレギュラーシーズンが残っていますし、CS、日本シリーズとまだまだシーズンは続くので、また次の登板に向けてしっかりと準備して、目の前の試合をしっかりとやっていきたいと思います。