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女子マラソン清田&安藤が感じた世界基準
世界陸上のリベンジは東京五輪で

安藤「自分に打ち勝つことができなかったのが敗因」

2度目のマラソンを終え、安藤は敗因を「弱い気持ちが出たこと」と分析する
2度目のマラソンを終え、安藤は敗因を「弱い気持ちが出たこと」と分析する【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

――安藤選手は2度目のフルマラソンでした。レースを終えて2日経ったが疲れは?


安藤 全体的に体のだるさが残っています。


――初マラソンとなった名古屋ウィメンズのときよりダメージは大きい?


安藤 今回のレースは力んでしまったところがあったり、路面も硬くて足への負担が大きかったと感じています。

 ただ一番(のダメージ)はレースで自分らしい走りができなかったことが大きいですし、世界の舞台で戦うだけの実力がまだなかったと実感しています。もっと心構えや、強化をしなきゃいけないと思いました。


――実力が足りないというのはどんな部分?


安藤 気持ちの面でおじけづいた部分があって、そこで自分がもっと強い気持ちを持っていくというのが足りなかったです。


――おじけづいてしまったのはどのタイミングで?


安藤 些細(ささい)なところなのですが、細かいペースの上げ下げが繰り返される中で、自分の中でデッドポイントになったところがあって我慢していました。でも、そこからもう一度変化があったときに、どうしても弱い気持ちが出てしまって。そういう場面で自分に勝つことができなかったのが、敗因だと思います。

体力的にも走力的にももっとタフに

――初マラソンのときには弱い気持ちが出なかった?


安藤 名古屋のときは、ひたすら前だけを見て、純粋に積極的なレースをしようということだけで走れました。ただ今回は、しっかり結果を残したいという部分で、プレッシャーとは違うのですが、どこか守りに入って、自分の持ち味である積極性だったり、後先考えずにとにかく走ることが出せませんでした。


――今回のレースの経験から今後はどこを見直していきたい?


安藤 一番は、練習から自分の弱さに打ち勝たないと、レースでは発揮できないということ。そこが明確に分かったので、まずは練習から、これなら自分でいけるということを身に付け、レースでもしっかり走れるようにしたいと思います。

 それが分かったので逆に自信をつけられるというか、今後どうやって取り組んでいけばいいかの材料が分かったことが良かったです。


――気持ちの面の強化が重要になると。


安藤 気持ちで引かないのもそうですし、もっと体力面でも走力面でもタフになって、強い体を作りたいと思います。

 これから東京五輪をかけたMGCレースに向けて、期間がそれほどあるわけでもないし、1試合走ったとしても、すぐに次にいけるぐらいの丈夫な体を作っていかないとと思っています。


――これからすぐに東京に向けての準備をしていく?


安藤 常に東京五輪で戦うためというイメージをしながら、日ごろの練習や生活から、やっていく必要があると思います。


――東京五輪を目指していく中で、目下の目標は?


安藤 東京五輪でメダルを取るという大きな目標を掲げているので、まずはMGCレースに出る資格を取るというのが最初の最低限の条件。そしてMGCレースに勝って、代表権を勝ち取るために、もちろんタイムもそうですが、どんなレースでも勝負に勝てるように、練習に取り組んでいこうと思います。


(取材・文:尾柴広紀/スポーツナビ)

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