松山、首位スピースと7打差の要因は? データで見る全英オープン3日目

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全英オープン3日目、松山は5位タイにつけ、首位とは7打差ながら逆転優勝に望みを繋ぐ 【Getty Images】

 海外男子ゴルフのメジャー第3戦「全英オープン」は現地時間22日に第3ラウンドが行われた。トータルイーブンパーの10位タイからスタートした松山英樹は、5バーディ、1ボギーの“66”でスコアを4つ伸ばし、トータル4アンダー5位タイに浮上した。

 しかし、トータル6アンダー首位から出たジョーダン・スピース(米国)が、この日は5バーディ、ノーボギーの“65”で回り、トータル11アンダー。松山とスピースとの差は7ストロークに開き、最終ラウンドを迎えることになった。

グリーン周りの対応力の差が出た

首位を独走するスピース。松山とはグリーン周りのリカバリー力で差を示す 【Getty Images】

 この日の松山は序盤からショットが乱れて4番でボギーが先行する展開ながら、ティーグラウンドが前に出された5番パー4では1オン。そこから3連続バーディと、要所でチャンスを逃さず、スコアを伸ばした。中盤はパッティングを決めきれず足踏みを続けたが、14番パー3、17番パー5と2つのバーディを奪取。ここまで奪った“13”のバーディは全体でも2位の数値となっている。

 主要スタッツを見ても、松山が首位のスピースに劣るものはないが、どこで差が出ているのか。

 1つの指標となるのがスクランブルの数だ。スクランブルとはパーオンでグリーンを外した時に、パーかそれ以下のスコアで上がることを言うが、スピースが記録したスクランブルは14回。3日間54ホールでパーオンを逃したのは17回だから、3回しかボギーにしておらず、そのリカバリー力の高さが見えてくる。

 松山はパーオンを20回逃してスクランブルは12回。グリーンを外した際の対応力がそのまま差となっている。解説で大会に入っている丸山茂樹は「アプローチとパットがさえた時、松山選手はそこにいられると思う」と話すが、その言葉通りショートゲームが今後のカギとなりそうだ。

松山はビッグスコアで重圧をかけられるか

 スピースは大崩れが少ないだけに逆転優勝には最終日のビッグスコアが求められる状況となった。それでも「全英オープン」は1999年大会にポール・ローリーが10打差を逆転するなどした歴史もある。近年では2012年にアーニー・エルス(南アフリカ)がアダム・スコット(オーストラリア)との6打差をひっくり返している。

 スピースは昨年の「マスターズ」の最終日に突如崩れて連覇を逃した嫌な思い出もある。序盤からプレッシャーをかけることができれば、チャンスは広がっていくはずだ。

【スタッツ比較】
松山英樹
フェアウェイキープ:52.4%(22/42)
パーオン率:63.0%(34/54)
平均飛距離:322ヤード ※3日目
パット数:27 ※3日目
バーディ数:13
スクランブル:12

ジョーダン・スピース
フェアウェイキープ:45.2%(19/42)
パーオン率:68.5%(37/54)
平均飛距離:316ヤード ※3日目
パット数:28 ※3日目
バーディ数:13
スクランブル:14
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