4馬身差圧勝ダノンプレミアムに★7つ! 初勝利エイシンフラッシュ産駒にも高評価

競馬専門紙「優馬」

ダービー馬の父に初勝利をプレゼント スワーヴエドワード

力強い末脚でデビュー戦を制したスワーヴエドワード(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

6/25(日) 東京5R 2歳新馬 芝1800m
スワーヴエドワード 牡 馬体重:492kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:戸崎圭 厩舎:(美)国枝
生産:ノーザンファーム
馬主:NICKS
父エイシンフラッシュ
母スルージエアー(ダンスインザダーク)

 スタートは一息だったが、やや行きたがるような感じで5番手まで押し上げた。それでも3角に入るまでには折り合えており、勝負所では馬場の良い真ん中を選択。直線では馬の間を割り、力強い末脚で鮮やかに抜け出してきた。まだ粗削りな面は残すものの、強い勝ちっぷりと言えよう。

馬体診断
 ダービー馬だった父エイシンフラッシュの初年度産駒。その父がとにかく惚れ惚れする好馬体の持ち主だったように、本馬も全体のシルエット、ボリューム感は上々。ただし、まだトモに成長の余地を残しているし、シャドーロールを着用しているように首の使い方にも改善の余地がある。前肢の力強い蹴り込みを見るに、道悪にも対応できそう。

血統診断
 母、祖母ともに未勝利に終わっているものの、3代母がウインドインハーヘアということで、ディープインパクトやレイデオロが近親にいるという良血馬。名牝ダンシングキイの名も血統表にあり、名牝のエッセンスが散りばめられた母系は魅力だ。父エイシンフラッシュはステイヤー型の母系にマイラー型の父系が合わさり、結局のところ万能型という印象。成長次第ではクラシック戦線でも健闘できそうだ。

馬券の狙い目→現状、東京の1800mはベターだが、コーナー4つの条件の方が折り合いは楽。芙蓉S(中山芝2000m)などで狙うのも手か。

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