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13年賞金女王・森田らも参戦で話題に
女子ステップ・アップ・ツアーの魅力は!?

世界ランキングにもポイントが反映

国内女子の“2部ツアー”であるステップ・アップ・ツアーだが、そこで成長した選手たちがトップツアーでも活躍している(写真は掘琴音/左、柏原明日架/右)
国内女子の“2部ツアー”であるステップ・アップ・ツアーだが、そこで成長した選手たちがトップツアーでも活躍している(写真は掘琴音/左、柏原明日架/右)【写真は共同】

 国内女子ゴルフの「ステップ・アップ・ツアー」をご存知だろうか? 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)のホームページには、『LPGAツアーに出場資格を持たない選手および新人を対象に、試合経験を積ませることによる育成・レベルアップを目的とし、1991年から始まったトーナメントです』と書かれている。


 その目的のとおり、2015年のステップ・アップ・ツアー賞金女王の柏原明日架、14年賞金ランク5位の堀琴音、13年賞金女王の西山ゆかり、4位の葭葉ルミ、5位の鈴木愛など、今ではレギュラーツアーの強豪の仲間入りをしているステップ・アップ・ツアー出身選手は多い。


 いわゆる女子ゴルフの“2部ツアー”なのだが、昨今、試合数や賞金が増えつつあり、今年の4月にはロレックス・ランキング(女子世界ゴルフランキング)の対象ツアーとなったことが発表された。世界のツアーで10番目の対象ツアーとなり、4月に開催された「パナソニックオープンレディース」から、世界ランキングにステップ・アップ・ツアーの成績が反映されるようになったのだ。

トップツアーで活躍した選手も参加し盛り上がり見せる

今季は13年の賞金女王である森田理香子の参戦でも注目を浴びた
今季は13年の賞金女王である森田理香子の参戦でも注目を浴びた【Getty Images】

 今年の試合数は21試合。これだけの数の試合にスポンサーがつく理由としては、レギュラーツアーよりも日程などの自由度が高いことにある。


 例えばレギュラーツアーでは平日に開催されるプロアマを土日に開催できる。また、表彰式には最終日にプレーした全選手が出席。このような選手の大会への協力姿勢も試合数を増やしている要因だ。


 ギャラリーも2部ツアーとは思えないほど多い。昨年9月に開催された「山陽新聞レディースカップ」では、2日目のギャラリーが6858人を記録。レギュラーツアーに負けていない数字だ。


 また、レギュラーツアーで優勝経験のある選手も出場。今年の4月末に開催された「九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメント」では13年の賞金女王・森田理香子が出場して話題になった。レギュラーツアー優勝経験のある斉藤愛璃、多くのギャラリーを引き連れている青山加織、森美穂などの人気選手が今年は多くの試合に出場していることも盛り上がっている要因だろう。


 さらに、レギュラーツアーよりも選手を身近に見れるという声も多く、入場料が一般の試合より安かったり、中には無料の試合があることも人気を押し上げているようだ(※)。


※一般の方の観戦不可の試合もあり。

福山恵梨、谷河枝里子らが次戦にも参戦

 6月23日(金)から25日(日)まで、ステップ・アップ・ツアー第10戦「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」が静岡カントリー浜岡コースで開催される。


 今季2勝をあげ、賞金ランクトップに立つ福山恵梨、同じく2勝をあげ、約80万円の差で福山を追う賞金ランク2位の谷河枝里子など、賞金ランク上位者が出場。さらに、永井奈都、ウェイ・ユンジェなどレギュラーツアー優勝経験者も参戦する。


 静岡カントリー浜岡コースは長年男子レギュラーツアーが開催され、風が選手たちを苦しめる。この難コースを舞台に、若手や復活を目指すベテランがどのようなプレーを見せてくれるか、注目だ。

ナインバリューズ
「ゴルファーの笑顔を増やす」をミッションに、ゴルフ雑誌、ゴルフ関連Webサイトなどにおける取材・編集・執筆業務のほか、ゴルフ関連企業・団体のWeb及びソーシャルメディア戦略構築における総合コンサルティング業務及び企画・運営業務を行う

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