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競馬専門紙「優馬」

ムキムキボディーで5馬身差圧勝! ムスコローソ

2着に5馬身差をつけてデビュー戦を勝利したムスコローソ(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

6/18(日) 東京6R 2歳新馬 芝1400m
ムスコローソ 牡 馬体重:492kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:戸崎圭 厩舎:(美) 手塚
生産:ノーザンファーム
馬主:落合幸弘
父ヘニーヒューズ
母ルナレガーロ(アドマイヤムーン)

 スタートは可もなく不可もなく。道中はインに潜り込み、直線でも他馬が馬場の真ん中〜外目を選択する中で内をすくって抜け出してきた。若干フラつくシーンもあったが、ラストは1頭だけ違う伸び脚で、後続に5馬身差をつける圧勝劇。1番人気馬の落馬というアクシデントこそあったが、強い内容だった。

馬体診断
 まだ少し余裕のある肉付きに映ったが、力強さは十分。うるさい面も見せておらず、パドックでの脚捌きも滑らか。重心が低くて掻き込むような走りに加え、脚周りの見た目から重馬場適性、並びにダート適性も感じさせる。距離はマイルもOK、成長して筋肉量が増えれば二刀流の道もあるか。

血統診断
 父ヘニーヒューズは米のダート短距離でGIを2勝、種牡馬としてもGI・11勝の名牝ビホルダーを出している。日本での産駒にはフェブラリーSを勝ったモーニンや、朝日杯FSとレパードSを勝ったアジアエクスプレスもいて、芝・ダート兼用という傾向も強い。母系は曾祖母にダイナカールを持つ名門一族で、おじにオレハマッテルゼなど活躍馬は多数。

馬券の狙い目→1400mの瞬発力勝負向き。京王杯2歳S(東京芝1400m)などが狙い目。また、重馬場やダート替わりで積極的に狙いたい。

先週の新馬・未勝利勝ち その他(4点以下)

6/17(土) 東京1R 2歳未勝利 芝1400m
スプリングマン 牡
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※初戦はステルヴィオ、サトノオンリーワンの3着。気性面はまだ幼いが、馬体の良さは評価。

6/17(土) 東京5R 2歳新馬 ダ1400m
マイネルユキツバキ 牡
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※ペースが速く、やや追走に手間取ったが、直線の力強い末脚に伸びしろを感じた。おじに交流重賞5勝のシビルウォー。

6/17(土) 阪神5R 2歳新馬 ダ1200m
ゴールドクイーン 牝
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※この時期の、それも牝馬がダートでこれだけ走れれば十分。勝ち時計も上々と言えるもので、上のクラスでも。

6/18(日) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
テンクウ 牡
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※スローの決め手比べ。ラスト1F、ギアが入ってからの走りに見所アリ。レースを使った経験値も大きい。

6/18(日) 函館5R 2歳新馬 芝1200m
ナンヨープランタン 牡
★★★★ 4点〔1000万クラス〕
※4F目に12秒0と、一旦は落ち着いた前有利な流れを鋭く差し切った。レースぶりから1400m〜1600mの方が合いそう。

6/17(土) 阪神1R 2歳未勝利 芝1400m
マイネルエメ 牡
★★★ 3点〔500万クラス〕

6/17(土) 函館5R 2歳新馬 芝1000m
ベイビーキャズ 牡
★★★ 3点〔500万クラス〕

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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