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中田監督「伝説に残るようなチーム作る」
2017年度バレー全日本女子始動会見
2017年度の全日本女子メンバーが、新シーズンに向けて抱負を語った
2017年度の全日本女子メンバーが、新シーズンに向けて抱負を語った【写真:坂本清】

 日本バレーボール協会は26日、2017年度全日本女子バレーボールチーム「火の鳥NIPPON」の始動に際し、東京都内で会見を行った。会見には中田久美監督をはじめ、登録メンバー26名のうち21名が出席し、それぞれ抱負を述べた。


 中田監督は今シーズンの強化ポイントとして「スピード、正確性、連係、桁外れの集中力、世界に負けない強さ」の5つを挙げた。時間がない中でのチーム作りとなるが、「あくまでも勝ちにこだわり続けて、2020年に伝説に残るチームを作り上げたいと思います」と決意を語った。

2017年度全日本女子登録メンバー

初選出は松本亜弥華(写真)ら3名
初選出は松本亜弥華(写真)ら3名【写真:坂本清】

1.冨永こよみ(28/上尾/S)

2.佐藤美弥(27/日立/S)

3.田中美咲(25/JT/S)

4.宮下遥(22/岡山/S)

5.石井里沙(27/デンソー/WS)

6.新鍋理沙(26/久光製薬/WS)

7.長岡望悠(25/久光製薬/WS)

8.石井優希(26/久光製薬/WS)

9.野本梨佳(25/久光製薬/WS)

10.内瀬戸真実(25/日立/WS)

11.堀川真理(25/東レ/WS)

12.高橋沙織(24/トヨタ車体/WS)

13.鍋谷友理枝(23/デンソー/WS)

14.井上愛里沙(22/筑波大学/WS)

15.田中瑞稀(21/JT/WS)

16.古賀紗理那(21/NEC/WS)

17.黒後愛(18/東レ/WS)★

18.荒木絵里香(32/トヨタ車体/MB)

19.松本亜弥華(28/上尾/MB)★

20.岩坂名奈(26/久光製薬/MB)

21.奥村麻依(26/JT/MB)

22.島村春世(25/NEC/MB)

23.大野果奈(24/NEC/MB)

24.井上琴絵(27/JT/L)

25.佐藤あり紗(27/日立/L)

26.小幡真子(24/JT/L)★


※括弧内は左から年齢、所属、ポジション

※★マークの選手は全日本初選出

※年齢、所属は、2017年5月26日時点

※ポジション略号:WS=ウイングスパイカー、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ

今シーズンの強化ポイントは5つ

新チームへの期待を語った木村会長
新チームへの期待を語った木村会長【スポーツナビ】

登壇者:

木村憲治(日本バレーボール協会会長)

鳥羽賢二(日本バレーボール協会強化事業本部本部長)

中田久美(全日本女子監督)


木村会長 女子バレーというと皆さんご存知だと思いますが、1964年の東京五輪から正式種目になり、いきなり金メダルを獲得しました。次のメキシコ、ミュンヘンで銀、モントリオールで金メダル、ロサンゼルスとロンドンで銅メダルとこれまで6個のメダルを獲得してきました。しかし、この間に世界や日本の状況も変わってまいりました。そうやすやすとメダルを獲得できる状況ではないことはわれわれも承知しております。


 歴史から学ぶと、64年の東京五輪のときには朝から晩まで練習するようなハードトレーニングを積んでいました。技術的には「回転レシーブ」というものを編み出して世界一になりました。次の金メダル、このときも当時はまだ発想としてなかったものですが、対ソ連を想定して男子を相手に練習し、IT技術がなかった時代に相手のデータを徹底的に取って分析しました。技術的にも「ひかり攻撃」というものを導入して世界を手にしました。


 先日、日本で行われた世界クラブ女子選手権では195センチというのが当たり前の時代になっております。中には2メートルを超える選手がいるという時代の中で、日本にはまだ190センチを超える選手がいないという小柄なチームです。過去の先輩たちが築いてきたように頭で、あるいは新戦法を考えることで、突破口は開けてくるのだろうと考えております。今週からスタートしたばかりでまだ(新戦法が)できあがったというところにはいたっていないと思いますが、中田監督と選手たちがそういったバレーを展開してくれると思います。皆さまの力をお借りしながら、しっかりと実力をつけて女子バレーを盛り上げていきたいと思います。


鳥羽強化委員長 全日本女子は、新しく女性監督を迎えました。歴代2人目の女性監督です。女性が女性を教えるということは大きなアドバンテージがあると思いますし、非常に期待しております。強い意志と覚悟を持って、東京五輪では一番高い表彰台に上がれるように、挑戦してほしいと思っています。


中田監督 昨年の10月末に監督に就任してから今日まで、久光の総監督をやりながら一生懸命準備をしてきました。5月16日に強化指定選手26名が集合して、現在は21名で合宿を来月末までやっている最中です。今シーズンは5つの強化ポイントを選手たちに伝えてあります。「スピード」「正確性」「連係」「桁外れの集中力」「世界に負けない強さ」です。今シーズンは時間がない中でのチーム作りになります。試合をやりながらチームを作っていくような感じになると思いますが、スタッフと協力しながらあくまでも勝ちにこだわり続けて、2020年に伝説に残るチームを作り上げたいと思います。


<次ページは質疑応答>

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