レイデオロはランク外、BEST5は……日本ダービーで買うべき馬を調教から推奨

競馬専門紙「優馬」

日本ダービー

 競馬専門紙「優馬」プレゼンツ『調教BEST5』。ダービー出走馬で、調教・最終追い切りでの評価が高かった馬BEST5をご紹介します。精鋭18頭がいよいよダービーへ。2014年に生まれた7015頭の頂点に輝くのは……? 各馬の最終追い切り時計や、パドックでチェックすべきポイントも掲載。それでは第5位からカウントダウンスタート!

第5位 カデナ

最終追い切りをCWコースで行ったカデナ 【撮影:日刊ゲンダイ】

13)カデナ
牡3 (栗)中竹和也
[好気配]助手24日栗CW良
(6)82.5 - 66.0 - 50.8 - 37.9 - 12.2 (9)一杯先着
気配…A 動き…A 総合評価…87点
追ってから渋太く先着。力強さは十分で前走以上。

この中間からCWコースで長めからの追い切りを取り入れた。最終追いでもシッカリと負荷を掛けられて体調の良さをアピール。出走メンバーの中では小柄な方だが、重心の低い安定感のある走りで首の使い方も良い。ダービーを目標に仕上がりは万全。

中竹師「しっかり追う様に、と指示。ダービーでピークを迎えられるように仕上げた。」

パドックここをCHECK→皐月賞時はマイナス8キロで見た目にも細く映った。追い切り後の馬体重が2走前と同じ460キロまで戻っており、本番で維持できているかが鍵に。

第4位 サトノアーサー

併せた馬を最後は4馬身突き離したサトノアーサー 【撮影:日刊ゲンダイ】

6)サトノアーサー
牡3 (栗)池江泰寿
[好気配]川田24日栗CW良
52.8 - 38.2 - 11.6 (7)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…90点
大きなフットワークながら動きも鋭い。仕上がりは万全。

前走から間隔が開いている分、じっくりと乗り込まれてきた。最終追いは一杯に追われたトーセンレーヴ(古馬OP)と併せてあっさりと4馬身突き離す圧巻のパフォーマンス。まだ成長途上なのは認めるが、スピードの乗りは文句なしで大きなフットワークは東京コース向き。順調に良化してきた。

池江寿師「前週より明らかに良くなっているし、上昇カーブを描いた状態で送り出せるよ。」

パドックここをCHECK→気性面に不安はない馬だが、今回が初の関東遠征。大幅な馬体減やイレ込みに注意したい。

第3位 スワーヴリチャード

最終追いで好状態をアピールしたスワーヴリチャード(奥) 【撮影:日刊ゲンダイ】

4)スワーヴリチャード
牡3 (栗)庄野靖志
[好気配]助手24日栗CW良
68.1 - 52.6 - 37.8 - 11.9 (5)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…91点
馬体が引き締まり、動きに鋭さも出て前走を上回るデキ。

先週の追い切りで5F64秒5をマークして負荷は十分。今週は終い重点の調整だったが、年上のOP馬を力で捻じ伏せるような動きを披露。馬体面にも締まりが出てきて状態面の上昇度はかなり。前走の皐月賞を叩いて好仕上がりと言える。

庄野師「先週しっかり負荷を掛けたし、今週は終いの反応を確かめた。動きは良かった。」

パドックここをCHECK→皐月賞時のパドックでは馬体の緩さも多少あったが、もうひとつ集中しきれていなかった印象も。この点が解消していれば。

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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