世界遺産、聖地エルサレムマラソンを走る 歴史深き石畳の市街コース…記憶に残るレースに
【写真提供:南井正弘】
エルサレムで行われている国際ロードレース
ユダヤ教の安息日前、金曜日に開催
日本からイスラエルへは直行便は就航していないので、今回はアエロフロート航空のモスクワはシェレメーチエヴォ空港経由で。利用したことのない航空会社だったので若干不安はあったが、モスクワまではエアバスA330の機材で10時間の快適なフライト。2時間ほどの乗継時間の後、3時間30分ほどのフライトでイスラエルの空の玄関であるベン・グリオン国際空港に到着した。イスラエルの国土は四国とさほど変わらない面積なので、都市間の移動もさほどかからない。イスラエル屈指の大都市テルアビブ郊外の空港からエルサレムまでもハイヤーで45分ほどであった。
今回で第7回となるインターナショナル エルサレムマラソンの開催は3月17日の金曜日。日本だけでなくランニングイベントは土曜日か日曜日に開催されるのが一般的だから珍しい。これには理由があって、ユダヤ教徒は金曜日の日没から土曜日の日没までシャバットという安息日を定めており、参加者はこのレースを走って、そのまま安息日を迎えるということである。
大会Tシャツは独自性のあるデザイン
参加Tシャツはニューバランス社製の吸汗速乾タイプ。レース本番での着用率が非常に高かった。 【写真提供:南井正弘】
かなり大規模で、ニューバランスのブースを中心に多くの来場者で賑わっていた。 【写真提供:南井正弘】
レース前日のパスタパーティもエルサレムアリーナにて。パスタ以外にサラダ類etc.も供されていた。 【写真提供:南井正弘】