【全日本プロレス】グレート・ニタが全日に爆破マッチ要求 石井がJr.王座防衛 秋山がGAORA王座戴冠
石井がリーグ戦優勝・岩本を撃破 次回防衛戦は岡山開催
石井慧介が「Jr. BATTLE OF GLORY」優勝者の岩本煌史の挑戦を退け世界ジュニアV3 【スポーツナビ】
石井と岩本は「Jr. BATTLE OF GLORY」公式戦で対戦しており、両者KOで決着がつかず。この日も、岩本がネックスクリュー、ファルコンアロー、払い腰からの肩固めなどを繰り出すと、石井も浴びせ蹴り、ランニングニー、タイガースープレックスとたたみかけ、ニールキックで勝負を決めた。
試合後は次期挑戦者に佐藤光留が名乗り。岡山大会での防衛戦を申し込んだ 【スポーツナビ】
秋山がGAORA新王者「ハチャメチャ感で」
秋山はKENSOを変型エクスプロイダーでし止め、GAORA王座を戴冠 【スポーツナビ】
同王座は前王者のWRESTLE-1・黒潮“イケメン”二郎が負傷により王座返上。このベルトの活性化に秋山が名乗りを上げ、そこにKENSOが食いついた。
秋山はプロレスリング・ノア時代の04年に「地方興行を活性化させるため」にグローバル・ハードコア・クラウン(通称・白GHC)という新王座を開設。階級もルールも、さらにはシングルでもタッグでも自由自在なこのベルトは、ノアマットに新たなムーブメントを起こし、他団体にも影響を与えた。
久々の全日本マット参戦となるKENSOは、ゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛けると、張り手から丸め込みを狙うが、秋山にキックアウトされ秒殺勝利ならず。秋山もKENSOのお株を奪うパイプイス上へのブレーンバスターから顔面鉄柱攻撃を放つと、合計4発のジャーマンスープレックス合戦。KENSOの葉隠れをクリアした秋山は、ブレーンバスター、ヒザ蹴り、エクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーと一気にたたみかけて勝利をつかんだ。
試合後はKENSOとがっちり握手。GAORA王座で「ハチャメチャ感を出したい」と意気込む 【スポーツナビ】
初代王者・ヒロ斉藤も参戦 渕との絡みでどよめき
「創立45周年記念世界ジュニアヘビー級王座30年!歴代王者の祭典!!」6人タッグマッチでは初代王者ヒロ斉藤とレジェンド渕正信の絡みに会場からどよめき 【スポーツナビ】
もはやレジェンドの域に達した渕とヒロが組み合うだけで、客席からはどよめきが起きた。63歳の渕が青木、佐藤、そしてヒロにまでボディースラムを決めてみせると、55歳のヒロも稔、高尾にセントーン。渕も負けじと青木をバックドロップで投げ、丸め込みを仕掛けるが、青木が切り返して腕ひしぎ逆十字固めで勝利を奪った。
記念すべき歴史的タッグマッチで白星を挙げた青木組は、「世界ジュニアの歴史はヒロ斉藤さんから始まっている」と、30年前に初代王者となったヒロの参戦に感謝。「いいパートナーに恵まれたので楽しくできました」と笑顔を見せたヒロに、青木と佐藤は「まだまだ行ける」と、世界ジュニア王座再挑戦やアジアタッグ王座挑戦を勧め、「いやいや」とヒロを苦笑させた。