小久保監督「打ったとこを見てなくて…」 オーストラリアvs.日本の試合後会見
第4回ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表は8日、1次ラウンドB組第2戦となるオーストラリア戦に4対1と勝利した。試合後、日本からは小久保裕紀監督、菅野智之、中田翔、オーストラリアからはディーブル監督が会見に出席し、試合を振り返った。
「中田の一発は最高の場面で出た」
以下は小久保監督の一問一答。
――2連勝です。今日の試合を振り返って?
初回のチャンスを生かせずに、少し苦しい展開だったんですけど、菅野が粘り強く5回途中まで1点で凌いでくれたので、それが逆転につながりました。リリーフ陣の状態も今日は良かったですし、何といっても中田が勝ち越しのホームランを打った。1点を凌ぎ切らないといけないと思っていた時に筒香のホームランも出たという試合でした。
――2戦目に菅野投手を先発させたことに関しては?
日程が発表されて初戦がキューバという時点で、2戦目に(菅野)智之を持って行こうと。万が一のことがあった時に2戦目を落とせないという意味でオーストラリア戦にしました。
――中田選手のホームランが出た時に監督自身もベンチの中で表情を緩ませていたが?
継投の話をしている最中に打ったので、実は打ったとこを見てなくて…ゴメンナサイ(苦笑)。打球を追って(ホームランだと)分かりました。(中田)翔は練習の時からずっと状態が良くなって来ていたので、そろそろ1本出るかなと思っていたんですけど、最高の場面で出てくれた。筒香の後に彼が打たないとチームが勝てないと思うので、このような活躍を今後ももちろん期待しています。
――2試合連発となった4番・筒香選手のひと振りに関しては?
初回のチャンスを潰したものというはすごく感じていたと思うので、それをホームランという形で返した。昨日に引き続きダメ押しという形でしたけど、チームにとっては勝利の確率が非常に高くなるホームランだったと思います。
――10日の中国戦に向けて、ひと言お願いします。
中国戦の前に、試合を振り返ってのことで一つ言い忘れたんですけど、(5回の)1死満塁の大ピンチの時に、岡田(俊哉)が2ボールの後に(捕手の)小林(誠司)がマウンドに行って非常にいい間を取った。そして次のボールでゲッツー。今日のあの小林の声掛けのタイミングは絶妙だったなということを伝え忘れていました。中国戦は(気持ちを)抜かずに3連勝できるように、明日しっかり休む選手は休ませて準備したいと思います。
――2連勝です。今日の試合を振り返って?
初回のチャンスを生かせずに、少し苦しい展開だったんですけど、菅野が粘り強く5回途中まで1点で凌いでくれたので、それが逆転につながりました。リリーフ陣の状態も今日は良かったですし、何といっても中田が勝ち越しのホームランを打った。1点を凌ぎ切らないといけないと思っていた時に筒香のホームランも出たという試合でした。
――2戦目に菅野投手を先発させたことに関しては?
日程が発表されて初戦がキューバという時点で、2戦目に(菅野)智之を持って行こうと。万が一のことがあった時に2戦目を落とせないという意味でオーストラリア戦にしました。
――中田選手のホームランが出た時に監督自身もベンチの中で表情を緩ませていたが?
継投の話をしている最中に打ったので、実は打ったとこを見てなくて…ゴメンナサイ(苦笑)。打球を追って(ホームランだと)分かりました。(中田)翔は練習の時からずっと状態が良くなって来ていたので、そろそろ1本出るかなと思っていたんですけど、最高の場面で出てくれた。筒香の後に彼が打たないとチームが勝てないと思うので、このような活躍を今後ももちろん期待しています。
――2試合連発となった4番・筒香選手のひと振りに関しては?
初回のチャンスを潰したものというはすごく感じていたと思うので、それをホームランという形で返した。昨日に引き続きダメ押しという形でしたけど、チームにとっては勝利の確率が非常に高くなるホームランだったと思います。
――10日の中国戦に向けて、ひと言お願いします。
中国戦の前に、試合を振り返ってのことで一つ言い忘れたんですけど、(5回の)1死満塁の大ピンチの時に、岡田(俊哉)が2ボールの後に(捕手の)小林(誠司)がマウンドに行って非常にいい間を取った。そして次のボールでゲッツー。今日のあの小林の声掛けのタイミングは絶妙だったなということを伝え忘れていました。中国戦は(気持ちを)抜かずに3連勝できるように、明日しっかり休む選手は休ませて準備したいと思います。
「勝ちゲームでの小林交代はない」
――3番手で登板した千賀滉大が好投したが、今後の起用法は?
今の時点では第2先発でと思っています。後ろのピッチャーも今日は、牧田(和久)が落ち着いていましたし、バタバタしていない。(千賀には)2番手でロングも行けるというところを任すと思います。
――9回にあと1点を取るために、送りバントをして小林に代打を送るということもできたと思う。投手が宮西になった時も捕手を大野に代えることもできたと思うが?
あの展開で小林に代打を出すという考えは100パーセントありません。理由は勝ちゲームだからです。宮西のところも、小林がずっといいところを引き出している。小林の安定とずっと受けているという姿を見て、代えるという選択肢はなかったです。
――大会前は長打、長打という戦い方は難しいと話していたが?
あまり期待していなかったのでうれしいことですけど、動かさないといけない選手とそうでない選手に分けているんですけど、動かさない選手に長打が出るというのはうれしいことですね。
――A組でオランダ、イスラエルが2次ラウンドに進出が決定しました。また、韓国相手にはプレミア12でのリベンジをする機会が今大会では失われてしまったが?
イスラエルの試合は、初戦(韓国戦)はずっと一人で、部屋のテレビで見ていたんですけど、これはひょっとしたらかなり手強いんじゃないかなと思ったので、そのまま突破したなと。オランダは元々、上がって来るだろうと予想はしていたので、予想通りのチームだなと。特にバンデンハークがいるので、彼がどの試合で投げるのかが非常に重要になる。
韓国戦のリベンジという点では、あれはWBCではなかったのでそこまでの感情はない。手強い相手が2次ラウンドに上がって来るというのは間違いないと思います。
次ページは菅野と中田の一問一答。
今の時点では第2先発でと思っています。後ろのピッチャーも今日は、牧田(和久)が落ち着いていましたし、バタバタしていない。(千賀には)2番手でロングも行けるというところを任すと思います。
――9回にあと1点を取るために、送りバントをして小林に代打を送るということもできたと思う。投手が宮西になった時も捕手を大野に代えることもできたと思うが?
あの展開で小林に代打を出すという考えは100パーセントありません。理由は勝ちゲームだからです。宮西のところも、小林がずっといいところを引き出している。小林の安定とずっと受けているという姿を見て、代えるという選択肢はなかったです。
――大会前は長打、長打という戦い方は難しいと話していたが?
あまり期待していなかったのでうれしいことですけど、動かさないといけない選手とそうでない選手に分けているんですけど、動かさない選手に長打が出るというのはうれしいことですね。
――A組でオランダ、イスラエルが2次ラウンドに進出が決定しました。また、韓国相手にはプレミア12でのリベンジをする機会が今大会では失われてしまったが?
イスラエルの試合は、初戦(韓国戦)はずっと一人で、部屋のテレビで見ていたんですけど、これはひょっとしたらかなり手強いんじゃないかなと思ったので、そのまま突破したなと。オランダは元々、上がって来るだろうと予想はしていたので、予想通りのチームだなと。特にバンデンハークがいるので、彼がどの試合で投げるのかが非常に重要になる。
韓国戦のリベンジという点では、あれはWBCではなかったのでそこまでの感情はない。手強い相手が2次ラウンドに上がって来るというのは間違いないと思います。
次ページは菅野と中田の一問一答。