3/4(土) 阪神11R チューリップ賞(ＧIII) 芝1600m外
ソウルスターリング　牝　馬体重：476kg(+4)
騎手：ルメール　厩舎：(美) 藤沢和　
生産：社台ファーム
馬主：社台レースホース
父：Frankel
母：スタセリタ（Monsun）
初勝利時の評価：★★★★★★★　7点〔GIIIクラス〕

　阪神ＪＦの上位２頭の再戦とあって注目を集めたが、終わってみれば２歳女王ソウルスターリングの強さを再認識するだけのレースになった。前走同様レース前半は少し力みのある走りに映ったが、オンオフの利く馬で大きな問題にはならず。好位から堂々と抜け出す安定したレースぶりに加え、走破時計も優秀で、文句の付けようがない。

　２着に入ったミスパンテールは昨夏の札幌戦以来。その初戦では相当な切れ味を披露していただけに、上位に食い込んでもおかしくはなかった。それ以上に３着のリスグラシューが物足りないレースぶり。休み明けを叩いて上積みに期待したいが、ソウルスターリングとの着差は何処まで詰まるか……。

■オークス　想定単勝オッズ
(↑)１番人気　ソウルスターリング　3.3倍
(↓)２番人気　リスグラシュー　4.5倍
３番人気　アドマイヤミヤビ　5.8倍
４番人気　フローレスマジック　8.4倍
５番人気　ミスエルテ　12.2倍

長所
　ポジションを取りに行ってもシッカリと脚を溜められる馬で、ここ２戦、優秀な走破タイムで走っているように、とにかく総合能力の高い馬。馬体にしても牝馬とは思えない出来映えで、マイルなら同世代の牡馬にも負けないだろう。スピードの持続力があるタイプなので、距離が延びても大丈夫。

短所
　欠点らしい欠点が見当たらない馬であることも確かなのだが、あえて言うとすれば、極端なスローペースになった際にキレ負けする可能性くらいだろうか。早目抜出の脚質で目標にされる怖さもある。