リチャード&ミヤビが出世レースを快勝 クラシック本番の想定オッズも大変動!

競馬専門紙「優馬」

オークス候補が桜前線にも登場! アドマイヤミヤビ

距離短縮も問題にせずクイーンCを制したアドマイヤミヤビ(桃帽)(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

2/11(土) 東京11R クイーンC(GIII) 芝1600m
アドマイヤミヤビ 牝 馬体重:480kg(+2)
騎手:C.ルメール 厩舎:(栗) 友道 
生産: ノーザンファーム
馬主:近藤利一
父:ハーツクライ
母:レディスキッパー(クロフネ)
初勝利時の評価:★★★★★ 5点〔1600万クラス〕

前走の2000m戦からの距離短縮、それも前半1000m通過が63秒8(百日草特別)→59秒1(クイーンC)という流れもあり、道中はやや促しながらの追走。それでも勝負所から外を徐々に進出し、渋太く食い下がる2着馬を力で捻じ伏せた。勝ち時計の1分33秒2も相当に優秀。

2着に健闘したアエロリットは出遅れた分もあるが、控える形でマイル戦での詰めの甘さに進境がうかがえた。3着フローレスマジックは減っていた馬体を戻してきたが、仕上がりは7分ほどに映った。本来ならもっとやれてもいい馬だろう。

オークス 想定単勝オッズ
(→)1番人気 リスグラシュー 3.5倍
(→)2番人気 ソウルスターリング 4.2倍
(↑)3番人気 アドマイヤミヤビ 5.8倍
(↓)4番人気 フローレスマジック 8.4倍
(↓)5番人気 ミスエルテ 12.2倍



(↑)7番人気 アエロリット 24.6倍

長所
スピード、瞬発力、スタミナ、この3拍子が高いレベルで揃っていることが最大の特徴。前向きな気性だが、馬群の中でも競馬ができるタイプだし、2走前の百日草特別で牡馬の有力所どころを負かしているという実力の裏付けもある。

短所
気になる所といえば、ここ2戦は東京コースの長い直線を経験し、ともにゴール前で差し切るレースだったこと。速い上がりに対応できるスピードがあるのは間違いないが、コース替わりと展開面には若干の注意が必要かもしれない。

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