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武藤の新イベントに“プロレスの達人”が揃い踏み
長州、藤波、ライガー、平成維震軍の競演に聖地熱狂
武藤の新イベントに長州、藤波、ライガーら“プロレスの達人”が揃い踏み
武藤の新イベントに長州、藤波、ライガーら“プロレスの達人”が揃い踏み【写真:SHUHEI YOKOTA】

 WRESTLE−1・武藤敬司がプロデュースする新プロジェクト「PRO-WRESTLING MASTERS」第1弾興行が8日、東京・後楽園ホールにて行われ、超満員札止めとなる1589人を動員した。今大会では、武藤の呼びかけの下、プロレス黄金時代であった1990年代に活躍していた“プロレスの達人”たちが集結。次回大会が7月21日に同所で開催されることも発表された。

新日レジェンドと平成維震軍が激突

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 メインイベントでは、武藤が長州力&藤波辰爾&獣神サンダー・ライガーと組み、平成維震軍の越中詩郎&ザ・グレート・カブキ&AKIRA&齋藤彰俊 with 青柳政司組と対戦した。 

 平成維震軍は1993年に新日本プロレスで結成され、一大ムーブメントを起こした反体制ユニット。これに対し、かつて“闘魂三銃士”として隆盛を極めた武藤、元祖・維新軍の長州、長州との名勝負数え歌で金曜夜8時を盛り上げた藤波、現在もレジェンドとして国内外で引っ張りだこのライガーが迎え討った。

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 リングアナウンサーを“ケロちゃん”こと田中秀和氏、レフェリーは田山正雄氏が務め、かつての新日本を知るファンは大熱狂。おそろいの胴着をまとった平成維震軍は、ゴングを待たずに先制攻撃。武藤を標的に定め、齋藤が正拳突き、越中がヒップアタックを放ち、全員で太鼓の乱れ打ち。

【写真:SHUHEI YOKOTA】
【写真:SHUHEI YOKOTA】

最後は武藤のムーンサルトプレス炸裂

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 10分過ぎ、長州が齋藤にブレーンバスター、リキラリアット、サソリ固めを見舞えば、藤波、武藤もドラゴンスクリューの競演。藤波がAKIRAにドラゴンスリーパーを繰り出せば、AKIRAも武藤にムササビプレス。だが、越中のヒップアタックが齋藤に、カブキの毒霧がAKIRAにそれぞれ誤爆。すかさず長州がAKIRAにリキラリアットを打ち込み、武藤がシャイニングウィザード、ムーンサルトプレスとたたみかけてフィニッシュを決めた。

武藤は「プロレスの殿堂」設立にも意欲

【写真:SHUHEI YOKOTA】

 大先輩たちに囲まれた武藤は「ゲキを飛ばされたら、ムーンサルト、飛ばないわけにはいかないでしょ」と、久々の大技発動に苦笑い。約1年ぶりのリングとなった長州は「やっぱしんどいけど、これだけお客が入って、敬司の苦労が報われたな」と笑顔を見せ、藤波も「これだけ揃えば、みんなにつられて動かされる」と充実感。ライガーも「次、またお願いします」と、継続参戦に意欲を見せた。


「何はともあれ楽しかった。肉体はしんどかったけどね」と大会成功に手応えをつかんだ武藤は、7月26日に決定した次回大会について「この人たちの思い腰を上げる、やる気がある時に声をかけないと」と先輩たちのタイミングをはかって、約半年のインターバルがちょうどいいと判断。「時間とは戦っても勝てないけど、先輩方の名前を残していきたい。日本でも、アメリカみたいにプロレスの殿堂を企画してもいい」と、今後もプロジェクトを続けていく意義を語った。

【写真:SHUHEI YOKOTA】
高木裕美
静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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