2017年クラシックの主役はコノ馬だ! 業界最速?ダービー&オークス想定オッズ
競馬専門紙「優馬」の3歳馬チェック
どこよりも早い、日本ダービー想定単勝オッズ
同厩の2歳王者を押さえてレイデオロがダービー想定1番人気 【撮影:日刊ゲンダイ】
2番人気 カデナ 6.5倍
3番人気 サトノアレス 6.8倍
4番人気 ヴァナヘイム 8.7倍
5番人気 スワーヴリチャード 10.7倍
6番人気 ムーヴザワールド 11.6倍
7番人気 サトノアーサー 13.9倍
8番人気 エアウィンザー 18.5倍
9番人気 グローブシアター 21.6倍
10番人気 ブレスジャーニー 22.7倍
11番人気 アウトライアーズ 30.3倍
12番人気 トラスト 34.7倍
13番人気 クリアザトラック 38.0倍
14番人気 キングズラッシュ 45.8倍
15番人気 プラチナヴォイス 47.2倍
16番人気 インウィスパーズ 56.5倍
17番人気 ダノンディスタンス 75.0倍
18番人気 マイネルスフェーン 82.5倍
牡馬戦線はまだ抜けた存在が現れておらず混戦模様。藤沢和厩舎が朝日杯FS、ホープフルSをともに制したが、ダービーへの可能性ならばホープフルSを勝ったレイデオロ。ホープフルS自体はやや低調なメンバー構成ではあったが、一戦毎にレースぶりが良くなり、学習能力の高さもうかがえる。急坂で差し切れる脚力も魅力だ。
朝日杯を勝ったサトノアレスは1800mで勝ち上がっているものの、全兄2頭や体型的にややマイラー寄りの印象も。それよりも評価したいのは、好メンバーが揃っていた京都2歳Sを勝ったカデナ。これまで4戦全てで上がり3F最速をマーク。敗れた2戦はともに牝馬に脚をすくわれたもので、力負けではなかったと言える。
そのカデナに京都2歳Sでアッサリと負けてはしまったが、ヴァナヘイムの素質も侮れない。祖母にエアグルーヴという超良血馬で、ダービーの舞台がベストと言っても過言ではない。
出世レースとして毎年ハイレベルな戦いになる東京スポーツ杯2歳Sは1着ブレスジャーニー、2着スワーヴリチャード、3着ムーヴザワールド。上位3頭の力は素直に評価すべきだが、ダービーの舞台、東京芝2400mということを考えると、マイラーの感が拭えないブレスジャーニーは評価を落とさざるを得なかった。
伏兵勢では雨馬場のシクラメン賞で上がり3F32秒7をマークして快勝したサトノアーサー、全兄エアスピネルが去年のクラシックで4着、4着、3着と安定して結果を残しているエアウィンザーを筆頭に、上位を狙う素質馬達がひしめいている。