【新日本プロレス】IWGP王者オカダが45分超え死闘でオメガを粉砕 内藤が棚橋超えで防衛「一つの時代が終わった」
憧れていた棚橋を倒しIC王座を防衛
かつて憧れていた棚橋を下しIWGPインター王座ぼうえいに成功した内藤は「一つの時代が終わった」としみじみ 【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
内藤はかつて“天才”と称されながらも、エースの座には届かず、大ブーイングを浴びるなど低迷。だが、メキシコ遠征をきっかけに、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)旋風を巻き起こし、昨年はプロレス大賞MVPを獲得。「プロレス界でもっとも神ってる男」として、観客の絶大な支持を集めた。
一方、棚橋は昨年まで6年連続、ドーム大会のメインを務めていたが、昨年はケガによる長期欠場もあり、タイトルを一度も獲得できず。「最後の希望」であった内藤とのタイトルマッチ決定も、ドームの試合順を問うファン投票の開催を内藤に全否定され、メインの座を奪うことは叶わなかった。
新テーマ曲で登場した棚橋だったが…
【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
復活したエルガンが対戦をアピール
【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
このエルガンの訴えに、内藤は「何カ月もズル休みをして、やっと今日戻ってきた。本当に目は折れてたの?」とケガ自体に疑いの目を向けると、「彼が何を求めているのか知らないけど、トランキーロ、あっせんなよ」とニヤリと笑い、ベルトを放り投げて去っていった。
後藤が柴田との因縁対決を制しNEVER奪取
盟友・柴田との因縁対決を制しNEVER王座を奪取した後藤 【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
三重県立桑名工業高校レスリング部の同級生であり、かつてはIWGPタッグ王座も獲得した両者だが、後藤がCHAOS入りしたことで決別。だが、進化が見られない後藤を柴田が「何も変わってねぇ。むしろ中途半端に拍車がかかっている」と批判したことで、両者の遺恨が再燃した。
【写真:SHUEHI YOKOTA/宮木和佳子】
「しっかりリング上で会話をした」と3年ぶりの一騎打ちを噛み締めた後藤は、「明日からNEVER王者として、胸を張って、自信を持って、リングで戦いたい」と、気合十分。一方、テーピングを引きちぎって叩きつけ、悔しさを爆発させた柴田は、「これでNEVERは一区切りだ」と、昨年は主戦場としていた同王座からの撤退を匂わせた。