初めての海外ラン!不安解消のための10か条 その1 参加する前に知っておくこと

内田英利

【Getty Images】

海外ランを最大限に楽しむために

 2016年、海を越えたランイベントは、海外マラソンの中でも最も有名な大会の一つ…ハワイのホノルルマラソンが終了し、一段落。2017年は、正月明けの4日から、ウォルトディズニーマラソン(アメリカ)やドバイマラソン(アラブ首長国連邦)などから、幕を開けます。

 海外ランは、何と言っても、歴史的な街並みが楽しめたり、リゾート気分が味わえたりすることが最大の魅力。確かに、ボストンマラソンやニューヨークシティマラソンなど、参加するためのハードルも高い“ガチ”でタイムを狙う大会もありますが、どうせ、海外ランにチャレンジするのであれば、ショッピングやビーチ、名所観光など、ラン以外にも贅沢に楽しみたいですよね。

 ランも含め最大限に楽しむためには、ランイベントで体調を崩したり、滞在時間のプランニングで失敗したりは避けたいもの。

 そこで、今回は「海外ラン!不安解消のための10か条」と題して、海外でのランイベントに向けて「参加する」「走る」「食べる」「休む」の4項目に分けて、初めて海外ランにチャレンジする方、海外ランを一度は体験したいと思っている方に向け、役立つ情報をコンパクトにまとめてお届けする事になりました。

 私は、走った後もリゾート気分が満喫できるグアムラン…「グアム ココロードレース」にて、2010年から6年続けて、ツアー参加者のペースメーカーとして帯同しています。また、昨年は、「グアムインターナショナルマラソン2015」でも、フルマラソンを走る方のペースメーカーを担当しました。

 私が実際に経験した、海外ランでのサプライズやハプニング、ツアーの参加者や、ペースメーカーとして伴走させて頂いた方の感想も加えて、特に、リゾート地でのランイベントに向けた“心得”をまとめてみましたので、読者の皆さんにも、参考にして頂けると嬉しいです。

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著者プロフィール

1971年生まれ。茨城県出身。フルマラソン歴15年。ベストタイムは2 時間45 分01 秒。 グアム ココハーフマラソンは、2009年から6年続けて、ツアー参加者のペースメーカーとして出場。 2016年4月、グアムインターナショナルマラソン2016では、近畿日本ツーリスト主催のツアーに、オフィシャル・トレーナーとして帯同。「Yahoo! JAPAN スポーツナビDo!」にて「マラソン初心者のためのコア・トレーニング」を連載中。分かりやすいトレーニングを動画で紹介し好評を得ている。

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