ユリオカ＆清野アナの名コンビ復活!? 「RIZIN裏側まるっとLIVE」見どころ
清野茂樹アナ、「相撲は強いんだよ！」とバルトの活躍に期待
清野アナ （RIZINの印象は）やはり「PRIDEの世界をもう一度」ですよね。あの素晴らしい世界をもう一度。ヒット曲を聞くと、あの懐かしい時を思い出すと言いますか、紅白歌合戦もそうですよね。最近の曲と同時に、往年の懐メロも入っていますし、これが日本人の好みに合っているのでしょうか、UFCにはない文化ですね。それが大みそかということで、日本人の琴線に触れるのが「懐かしい」という感情なのかもしれません。
（注目しているのは）クロン・グレイシー選手ですね。元々、PRIDEはヒクソン・グレイシーから始まっていますので、そのヒクソンさんの次男であるクロン選手がいるというのは他団体ではありえません。グレイシー柔術と総合格闘技が分かれてしまった部分はありますが、そこで“グレイシー幻想”がまだ見られるのがいいです。
それと私は最近、相撲の実況なども担当しているのですが、バルト選手は気になります。大相撲から格闘技への転向としては曙選手が有名ですが、良い結果を出せませんでした。それに対しバルト選手は今のところ２戦２勝。今、相撲が盛り上がっているので、バルト選手には総合格闘技でも頑張って欲しいです。
相手をした方の話を聞くと、とにかく力が強いと言いますよね。正直、今まで相撲から転向した選手が通用したケースはなかったのですが、バルト選手は今まで相撲ファンが辛い思いをしてきた「大相撲の力士の力は、こんなもんじゃない」という思いを晴らしてくれると思います。ですので、グランプリの本命に推したいです。
ただトーナメントなので、問題はスタミナですね。試合が長くなると弱点をつかれるので、短期決戦で勝機を見出して欲しい。そして「日本の大相撲、ここにあり」というところを見せて欲しいですね。
今回、総合格闘技初挑戦となる那須川天心選手は、すごい才能を持つ選手。１２月の「KNOCK OUT」でＫＯ勝利を飾り、総合格闘技でどこまでできるかは心配ですが、本当の“天才”ならできると思います。真価を問われる試合になりそうです。
立ち技からの転向で言うと、昨年はＲＥＮＡ選手が大みそかに初挑戦で見事な一本勝ちを収めました。本当に素晴らしいセンスを持っています。“ツヨカワ”と呼ばれるように「強さ」と「かわいさ」両方を持っている人はなかなかいないですし、本当の逸材です。それとシュートボクシング出身の選手はシュートボクシングに対する忠誠心が強いですよね。必ず“シュートボクシング・ポーズ”をしたり、団体への愛情が強いのも見てとれて、自分が有名になりたいということより、シュートボクシングを知ってほしいという気持ちが素晴らしいと思います。
試合で言うと、山本アーセン選手と所英男選手の試合は絶対面白くなりそうです。２人ともよく動く選手ですし、やはり格闘技は動きのある試合が面白いと思いますので。アーセン選手は若くて動きがよく、所選手は来年４０歳ですが、あれだけ動けるのはすごいです。彼の試合ははずれがないので、必ず面白いと思います。
また川尻達也選手とクロン・グレイシー選手の試合、北岡悟選手とダロン・クルックシャンク選手の試合はそれぞれ実力者同士の戦いで楽しみです。この試合には伏線もあり、クルックシャンク選手が４月の試合後、青木真也選手に対して挑発しましたが、北岡選手は青木選手の仲間ですから、そこの代理戦争という部分があります。北岡選手の後ろに勝手に青木選手の姿を想像して試合を見るのも面白いかも知れません。
そして川尻選手といえば、UFCとの契約を自ら解除して日本復帰。メジャーリーグで言う黒田博樹投手のようなストーリーもありまして、育ててもらった日本の格闘技に恩返しをしたいという男気はいいですね。注目して試合を見たいと思います。
（「GYAO!」の放送で実況をするが）「GYAO!」ルールは２年目。あれだけ広いさいたまスーパーアリーナの中で、何故ボイラー室なのかという疑問はありますが……。昨年の放送で忘れられないのが、橋本マナミさんがいらっしゃって「え、こんなところでやっているんですか？」と言われた言葉です！ 逆境の中ですが、やはりここは「プロフェッショナルとは何か？」を示したい。恵まれた環境で仕事をするのは誰だってできるんです。恵まれていない中でどれだけやれるかがプロフェッショナルです！ どんな環境においても、お客さんを振り無かせるのが私の仕事だと思っていますので、結果はお伝えできませんが、結果にいたるまでの、４コマ漫画で言う３コマ目までを楽しく伝えていきます。
今回はできる限り多くの方にお付き合いして欲しいですね。ツイッターでの質問も募集しますので、たくさんの方に参加していただきたいです。一緒にスポーツバーに集まって観戦するバーチャル体験をできればと思います。ここだけで言えるネタもあると思いますので、そういう話題にも触れていきたいです。
（注目しているのは）クロン・グレイシー選手ですね。元々、PRIDEはヒクソン・グレイシーから始まっていますので、そのヒクソンさんの次男であるクロン選手がいるというのは他団体ではありえません。グレイシー柔術と総合格闘技が分かれてしまった部分はありますが、そこで“グレイシー幻想”がまだ見られるのがいいです。
それと私は最近、相撲の実況なども担当しているのですが、バルト選手は気になります。大相撲から格闘技への転向としては曙選手が有名ですが、良い結果を出せませんでした。それに対しバルト選手は今のところ２戦２勝。今、相撲が盛り上がっているので、バルト選手には総合格闘技でも頑張って欲しいです。
相手をした方の話を聞くと、とにかく力が強いと言いますよね。正直、今まで相撲から転向した選手が通用したケースはなかったのですが、バルト選手は今まで相撲ファンが辛い思いをしてきた「大相撲の力士の力は、こんなもんじゃない」という思いを晴らしてくれると思います。ですので、グランプリの本命に推したいです。
ただトーナメントなので、問題はスタミナですね。試合が長くなると弱点をつかれるので、短期決戦で勝機を見出して欲しい。そして「日本の大相撲、ここにあり」というところを見せて欲しいですね。
今回、総合格闘技初挑戦となる那須川天心選手は、すごい才能を持つ選手。１２月の「KNOCK OUT」でＫＯ勝利を飾り、総合格闘技でどこまでできるかは心配ですが、本当の“天才”ならできると思います。真価を問われる試合になりそうです。
立ち技からの転向で言うと、昨年はＲＥＮＡ選手が大みそかに初挑戦で見事な一本勝ちを収めました。本当に素晴らしいセンスを持っています。“ツヨカワ”と呼ばれるように「強さ」と「かわいさ」両方を持っている人はなかなかいないですし、本当の逸材です。それとシュートボクシング出身の選手はシュートボクシングに対する忠誠心が強いですよね。必ず“シュートボクシング・ポーズ”をしたり、団体への愛情が強いのも見てとれて、自分が有名になりたいということより、シュートボクシングを知ってほしいという気持ちが素晴らしいと思います。
試合で言うと、山本アーセン選手と所英男選手の試合は絶対面白くなりそうです。２人ともよく動く選手ですし、やはり格闘技は動きのある試合が面白いと思いますので。アーセン選手は若くて動きがよく、所選手は来年４０歳ですが、あれだけ動けるのはすごいです。彼の試合ははずれがないので、必ず面白いと思います。
また川尻達也選手とクロン・グレイシー選手の試合、北岡悟選手とダロン・クルックシャンク選手の試合はそれぞれ実力者同士の戦いで楽しみです。この試合には伏線もあり、クルックシャンク選手が４月の試合後、青木真也選手に対して挑発しましたが、北岡選手は青木選手の仲間ですから、そこの代理戦争という部分があります。北岡選手の後ろに勝手に青木選手の姿を想像して試合を見るのも面白いかも知れません。
そして川尻選手といえば、UFCとの契約を自ら解除して日本復帰。メジャーリーグで言う黒田博樹投手のようなストーリーもありまして、育ててもらった日本の格闘技に恩返しをしたいという男気はいいですね。注目して試合を見たいと思います。
（「GYAO!」の放送で実況をするが）「GYAO!」ルールは２年目。あれだけ広いさいたまスーパーアリーナの中で、何故ボイラー室なのかという疑問はありますが……。昨年の放送で忘れられないのが、橋本マナミさんがいらっしゃって「え、こんなところでやっているんですか？」と言われた言葉です！ 逆境の中ですが、やはりここは「プロフェッショナルとは何か？」を示したい。恵まれた環境で仕事をするのは誰だってできるんです。恵まれていない中でどれだけやれるかがプロフェッショナルです！ どんな環境においても、お客さんを振り無かせるのが私の仕事だと思っていますので、結果はお伝えできませんが、結果にいたるまでの、４コマ漫画で言う３コマ目までを楽しく伝えていきます。
今回はできる限り多くの方にお付き合いして欲しいですね。ツイッターでの質問も募集しますので、たくさんの方に参加していただきたいです。一緒にスポーツバーに集まって観戦するバーチャル体験をできればと思います。ここだけで言えるネタもあると思いますので、そういう話題にも触れていきたいです。
「GYAO!」番組情報
無料放送「RIZIN2016裏側まるっとLIVE」
緊張感あふれる選手の控え室や入場直前の様子など、貴重な舞台裏をまるごと配信！
MCは2015年と同様、格闘技に造詣が深い清野茂樹とユリオカ超特Qが務める。
※試合は「GYAO PPV LIVE」で視聴可能です。
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MCは2015年と同様、格闘技に造詣が深い清野茂樹とユリオカ超特Qが務める。
※試合は「GYAO PPV LIVE」で視聴可能です。