天皇賞秋調教ランキングでモーリスは3位 気になる1位は?意外な穴馬もランクイン

競馬専門紙「優馬」

第3位 モーリス

1週前、最終追いと良化を示す動きを見せているモーリス(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

8)モーリス
牡5 (美)堀宣行
[好気配]助手26日南W稍
69.7 - 55.0 - 39.9 - 12.9 (6)直強先着
気配…A 動き…A 総合評価…92点
3週続けて中身の濃い併せ馬を消化。迫力満点の動きで抜かりはない。


2戦続けて2着に敗れているが、特に前々走の安田記念は難しい調整を強いられたのが大きかった。前走にしても馬体を見る限りは仕上がり途上とジャッジできる。1週前追いではサトノクラウンと併せて良化を促し、最終追いは重賞勝ち馬を相手にアッサリと先着して軽さも出てきた印象。力強い後肢の駆動は健在で、これだけ動けば2000m戦でも期待できる。

堀師「最終追いもしっかりやれましたし、リズムも良かったです。不安のない状態です。前走や、血統的に見ても2000mは問題ないでしょう。ムキになる面も解消されてきましたし、流れに乗れればです」

パドックここをCHECK→連勝時の馬体重は510キロ前後。今回追い切り後の計測が526キロなので注意深くチェックしておきたい。あとは首をしっかりと使って歩けていればOK。

第2位 アンビシャス

抜群の最終追いを坂路で消化したアンビシャス(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

3)アンビシャス
牡4 (栗)音無秀孝
[好気配]助手26日栗坂良(1回)
53.8 - 39.2 - 25.2 - 12.7 一杯併入
気配…A 動き…A 総合評価…93点
脚捌きの軽快さが目立ち、仕掛けての反応も良化。一度使った効果大。


シャープで鋭い脚捌きでありながら、軸のぶれない理想的なフォームで坂路を駆け上がってきた。前走時の追い切りと単純に比較しても今回の方が数段上。ドゥラメンテやキタサンブラックと好勝負を演じた春先と見比べても、パワーが付いて成長力も感じる。5着だった昨年よりも上の着順を狙える。

音無師「テンにゆっくり入って最後の1Fをビシッと追った。動きは抜群に良かったよ。今度は体重を減らして出せると思うし、終いはもっと切れるハズだよ」

パドックここをCHECK→前走時はパドックで大人しくて物足りない印象も。気合い乗り良く周回できていればこの上ない。

第1位 ラブリーデイ

昨年の覇者ラブリーデイ(手前)は変わり身を十二分に感じさせる動き(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

15)ラブリーデイ
牡6 (栗)池江泰寿
[好気配]ルメール26日栗CW良
52.5 - 37.6 - 12.1 (6)G強先着
気配…A 動き…A 総合評価…95点
筋肉質の好馬体で動きもパワフル。今週は終い重点の調整だが鋭さは十分。


例によってCWでの4F追いが最終調整。とはいえ先週はサトノアラジン、サトノノブレスと中身の濃い併せ馬を消化している。中2週とは思えない運動量で、ひとえに調子の良さを表しているとも言える。さて、その最終追いは体全体を使ってとにかく軽快な動き。久々で伸びを欠いた前哨戦からの変わり身は十二分にあると言える。

兼武助手「重賞連勝中だった去年に比べると勢いでは見劣るけど、能力的には衰えは感じない。この条件はベストだし、折り合いがつけばチャンスは十分だよ」

パドックここをCHECK→前走がプラス2キロの数字以上に緩く映った。馬体重の増減云々というより、馬体に締りがあるかどうかを見極めたい。

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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