学生3大駅伝がスタート 東京五輪世代のランナー達に注目
1年生にも注目 強力世代が駅伝デビュー
有力選手が多数入学した東海大では、關颯人(写真)が上級生並みの実力を発揮している 【写真:アフロスポーツ】
好調の新迫志希(早稲田大)も、日本インカレ5000メートルで4位に入賞。早稲田大は上級生が主力を占めていることから、新迫が3大駅伝で主要区間に起用される可能性は低いが、つなぎ区間ならば区間賞争いに加わりそうだ。
このほか、館沢亨次、阪口竜平、羽生拓矢(以上、東海大)、鈴木塁人(青山学院大)、今西駿介、渡辺奏太、中村駆(以上、東洋大)、太田智樹(早稲田大)、横川巧、高砂大地(ともに中央学院大)、阿部弘輝、中島大就(ともに明治大)ら、高校時代から実績のある選手たちがそろう。
明治大勢以外、ここまでに挙げた13人は、出雲駅伝にエントリーされた。距離の短い出雲ならば、区間賞や区間上位も、上級生と互角に戦うことも可能だろう。
リオ五輪に出場した早稲田大OBの大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)、東洋大OBの設楽悠太(Honda)ら社会人3年目の選手たちも、かつて学生時代には最強世代といわれ、ルーキーイヤーから存在感を示してきた。今年の1年生にも、同等の活躍が望める。
これから世界へ羽ばたくエースの快走、次代を担う新星の誕生――話題は豊富で、楽しみな駅伝シーズンになる。