【新日本プロレス】波乱のG1開幕! オカダがノア丸藤に完敗 棚橋は2カ月ぶり復帰も無念の黒星スタート

高木裕美

天山が「天コジ」パワーで石井に劇的勝利

盟友・小島からG1出場権を譲り受けた天山は石井を下し白星スタート 【横田修平】

 史上最多の21回目の出場となる天山広吉は石井智宏から劇的な勝利を挙げた。
 天山は当初、出場メンバーの選考からはずれるも、盟友・小島聡から出場権を譲り受けて出場が決定。これが最後のチャンスとして、小島との「天コジ」で優勝を目指すと訴えていた。
 小島がセコンドとして見守る中、天山はモンゴリアンチョップ、マウンテンボム、カーフブランディングなどの得意技を繰り出すと、石井のスライディング式ラリアットをカウント2でクリア。TTD、小島ばりのラリアットからのムーンサルトプレスで、前人未到の4度目の優勝に向けて白星スタートを切った。

【横田修平】

後藤は難敵ファレに快勝で好スタート

CHAOSとして初めてG1に臨む後藤は、難敵ファレに快勝 【横田修平】

 CHAOSとして初めてG1に臨む後藤洋央紀は、難敵バッドラック・ファレに快勝。ファレの圧倒的な体格、パワーにはね返される場面もあったものの、ダイビングボディープレス、グラネードをしのぎ、必殺のバッドラックフォールを切り返すと、背後からスリーパーで組み付いてからのGTRでフィニッシュ。8年前に初出場初優勝を決めた時のような勢いを取り戻した。

真壁は初出場トンガに苦戦も大きな1勝

7年ぶりの優勝を目指す真壁はキングコングニードロップでトンガを粉砕 【横田修平】

 7年ぶりの優勝を目指す真壁刀義は初出場のタマ・トンガに辛勝。なかなか自分のペースがつかめない苦しい戦いとなるも、コーナーに逆さ吊りになった体勢から真壁が起き上がってスパイダー式のフロントスープレックスで強引に投げると、そのままキングコングニードロップ。勝ち点2をもぎ取った。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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