高校サッカー選手権を統計学で楽しむ 過去のデータを見れば優勝校が分かる!?
優勝監督と在籍年数の相関関係は?
【画像:サイカ】
北海道:札幌大谷(7年目)
岩手:遠野(6年目)
茨城:明秀日立(9年目)
山梨:帝京三(10年目)
新潟:新潟明訓(8年目)
福井:丸岡(7年目)
和歌山:初芝橋本(6年目)
香川:高松南(8年目)
優勝オッズで星稜と前橋育英の予想が低くなった要因は、監督の在籍年数による部分が大きい。星稜の河崎護監督は31年目、前橋育英の山田耕介監督は33年目であり、過去に優勝校が出ていない「31〜35年目」に該当するため、低い予想となった。
以上の3項目で算出したオッズを総合したのが、最初に紹介したトップ10となる。
最後に、本来は東京のみ代表校が2校選ばれていたり、大会への出場校が48校ではない期間もデータに含まれていることも考慮するべきなのだが、あくまで数値から統計的な傾向を分析するために、過去40年のデータを参照している。
大会が始まってからの注目ポイント
【画像:サイカ】
今回は事前に入手可能なデータ・数値から統計学を用いて優勝校を予想してみた。実際には、各校の今季の戦力や調子、大会中の勢いといった数値では表すことのできない要素も多く関わってくることだろう。数字がすべてではないが、今回の分析で用いた数値を意識してみると、今までとは違った選手権の楽しみ方ができるかもしれない。